特許
J-GLOBAL ID:200903074820014188

スライドファスナーの開離嵌挿具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200277
公開番号(公開出願番号):特開平11-070008
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】構造が簡単で外観的にも優れ、特に箱体内における箱棒の固定が確実になされる開離型スライドファスナーの開離嵌挿具を提供する。【解決手段】箱体(14)はストリンガ(4) の端部に固着された箱棒(8) を収容するための第1通路(47)を有している。箱体(14)は中間部を腹板(30)により結合された前後壁(26,28) を有している。左右のフランジ(44,40) は、腹板(30)及び前後壁(26,28) と共に、箱棒(8) 及び他のストリンガ(20)の下端に固着された蝶棒(16)を収容するための第1及び第2の通路(47,43) を形成する。箱棒挿入側の第1通路(47)はフランジ(44)は箱体の内部に向かう突出部(48)を有し、それが箱棒(8) を腹板(30)に対して付勢する。箱棒(8))の切欠部(50)により形成された上下の係着面(54,56) は、腹板(30)の上下を囲んで箱体(14)内の箱棒(8) の軸方向の動きを確実に阻止する。同時に箱棒(8) の下端部にあり、前記フランジ(44)に圧接する膨出部(60)は突出部(48)を押して箱棒(8) を腹板(30)に向けて付勢する。これらの構成により、箱体(14)の内部における箱棒(8) の動きが完全に封じられる。
請求項(抜粋):
開離型スライドファスナー用の開離嵌挿具(2) であって、ストリンガ(4) の端部に固着された箱棒(8) と、箱棒(8) にスナップ嵌合して係着固定され、使用時には他方のストリンガ(20)の端部に固着された蝶棒(16)を収容する箱体(14)とを備えてなり、前記箱体(14)は、前後壁(26,28) と、その前後壁(26,28) の中間部間に介在し、上下に係合面(32,34) を有する腹板手段(30)と、前記前後壁(26,28) 及び前記腹板手段(30)により形成され、箱棒(8) を収容する第1通路(47)及び蝶棒(16)を収容する第2通路(43)とを有し、前記箱棒(8) は、前記腹板手段(30)と係合して腹板手段(30)に対する箱棒(8)の軸方向の動きを規制する規制手段(54,56) を有してなる、ことを特徴とする開離型スライドファスナーの開離嵌挿具。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る