特許
J-GLOBAL ID:200903074824630428

燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321860
公開番号(公開出願番号):特開平6-176777
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】本発明は、コンパクトで燃料電池の制御が安定して行うことができ、また燃料電池の電池冷却水の水質管理が容易で高能力の水処理装置を必要とせず、さらに高品位の排熱回収が可能でかつ熱交換器などの機器の小型化を図った燃料電池発電システムを提供することにある。【構成】本発明は、燃料極と空気極と電解質とで構成する電池セルと、この電池セルを多数層積層し,冷却媒体を循環させて電池本体から発生する熱を吸収する冷却板を前記積層間に配してなる燃料電池本体と、前記電池冷却板を通過して循環させる一次冷却系と、この一次冷却系に設けた冷却媒体を気相と液相に分離させる気液分離器と、この気液分離器で分離された冷却媒体を循環させるポンプを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記一次冷却系の冷却媒体液相部分の冷却媒体を燃料電池外部の熱利用機器に接続した構成であるので、電池冷却水を外界から封止し、隔離した状態で利用しており、コンパクトでかつ高品位の排熱利用が可能である。
請求項(抜粋):
燃料極と空気極と電解質とで構成する電池セルと、この電池セルを多数層積層し,冷却媒体を循環させて電池本体から発生する熱を吸収する冷却板を前記積層間に配してなる燃料電池本体と、前記電池冷却板を通過して循環させる一次冷却系と、この一次冷却系に設けた冷却媒体を気相と液相に分離させる気液分離器と、この気液分離器で分離された冷却媒体を循環させるポンプを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記一次冷却系の冷却媒体液相部分の冷却媒体を燃料電池外部の熱利用機器に接続したことを特徴とする燃料電池発電システム。

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