特許
J-GLOBAL ID:200903074829154462

ガスエンジンの燃料ガス供給量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058711
公開番号(公開出願番号):特開平9-250369
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 負荷の急上昇時に、燃料増加が遅れることによりによるエンストを起こすことを無くす。【解決手段】 吸気通路7の吸気負圧PBを吸気負圧検出器13で検出して流量制御手段9に伝えるように構成する。流量制御手段9は、実回転速度偏差値が小さいときに燃料減少指令を出力した後に、設定吸気負圧PB0 と吸気負圧検出器13から伝えられる実吸気負圧PB1 とを比較し、実吸気負圧PB1 の方が小さい場合には、燃料増加指令を出力して、流量調節器5を流量増加作動させてから、上記実回転速度偏差の比較のステップに戻す。燃料減少指令を出力した直後に、負荷が急上昇した場合、実吸気負圧PB1 の低下により、燃料増加指令を出力して、燃料供給量を即座に増加させ始めるので、負荷の急上昇に燃料増加を速やかに追随させて、エンストを防止する。
請求項(抜粋):
ガスエンジン(1)の燃料供給系統(2)の燃料ガス源(3)から供給される燃料ガスを、圧力調整器(4)で圧力調整し、流量調節器(5)で流量調節し、燃料供給器(6)を経て、燃焼室(8)へ供給するように構成し、流量調節器(5)は流量制御手段(9)で流量調節作動させるように構成し、燃焼用空気をガバナ(10)で開量調節されるスロットル弁(11)で流量調節して、吸気通路(7)を経て、燃焼室(8)へ供給するように構成し、ガスエンジン(1)の回転速度(N)を回転速度検出器(12)で検出して流量制御手段(9)に伝えるように構成し、流量制御手段(9)は、ガスエンジン(1)の設定回転速度(N0)に対する回転速度検出器(12)から伝えられる実回転速度(N1)の偏差値である実回転速度偏差値(dN1)を演算して、この実回転速度偏差値(dN1)を設定回転速度偏差値(dN0)と比較し、実回転速度偏差値(dN1)が設定回転速度偏差値(dN0)よりも小さい場合には、燃料減少指令(S5)を出力して流量調節器(5)を流量減少作動させるのに対し、それが大きい場合には燃料増加指令(S8)を出力して流量増加作動させるように構成したガスエンジンの燃料ガス供給量制御装置において、前記吸気通路(7)の吸気負圧(PB)を吸気負圧検出器(13)で検出して流量制御手段(9)に伝えるように構成し、流量制御手段(9)は、前記の燃料減少指令(S5)を出力した後に、設定吸気負圧(PB0)と吸気負圧検出器(13)から伝えられる実吸気負圧(PB1)とを比較し実吸気負圧(PB1)が設定吸気負圧(PB0)よりも大きい場合には、上記の実回転速度偏差値(dN1)と設定回転速度偏差値(dN0)との回転速度偏差比較のステップ(S4)に戻すのに対し、それが小さい場合には燃料増加指令(S8)を出力して、流量調節器(5)を流量増加作動させてから、上記回転速度偏差比較のステップ(S4)に戻すように構成したことを特徴とするガスエンジンの燃料ガス供給量制御装置。
IPC (3件):
F02D 19/02 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 41/14 330
FI (3件):
F02D 19/02 F ,  F02D 41/04 310 B ,  F02D 41/14 330 D

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