特許
J-GLOBAL ID:200903074834888423

窒素酸化物の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090773
公開番号(公開出願番号):特開平6-277448
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 排ガス中の窒素酸化物を除去する方法を提供する。【構成】 水素イオン伝導性の固体電解質体の相対向する面に設けた、酸化触媒を含有する陽極部と、還元触媒よりなる表面層を含有する陰極部との間に直流電圧を印加し、陰極部で発生した水素によって窒素酸化物の還元を行う窒素酸化物の除去方法。【作用】 陽極部で水蒸気の分解によって生成した水素イオンが、固体電解質体中を透過し陰極部へ達し、ここで水素となり窒素酸化物を還元除去する。【効果】 酸化ガス雰囲気においても窒素酸化物を効率よく除去できる。
請求項(抜粋):
水素イオン伝導性の固体電解質体により仕切られたガス流路の一方に接する、該固体電解質体の表面に形成された酸化触媒を含有する陽極部と、前記ガス流路の他方に接する、該固体電解質体の表面に形成された陰極部であり、該陰極部の表面に還元触媒よりなる表面層を含有する陰極部との間に直流電圧を印加し、前記陽極部において、前記一方のガス流路中の水蒸気を電解酸化し、これによって発生した水素イオンを前記印加した電圧の勾配に基づいて前記固体電解質体中を前記陰極部まで移動させ、該陰極部に達した水素の還元力により前記他方のガス流路中の窒素酸化物を還元する窒素酸化物の除去方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-190830
  • 窒素酸化物の除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-090772   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 特開平4-190830

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