特許

J-GLOBAL ID：200903074835841072

高温燃焼エンジン

発明者： 新野 正之 ,  外川 守人 ,  三木 陽一郎
出願人/特許権者： 科学技術庁航空宇宙技術研究所長 ,  三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂間 暁 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-116961
公開番号（公開出願番号）：特開平6-330816
出願日： 1993年05月19日
公開日（公表日）： 1994年11月29日
要約：

【要約】【目的】 冷却媒体の流れに対する圧損が少く、耐熱性能を高めた、燃焼室に冷却通路をもつ燃焼室を具えた高温燃焼エンジンを提供することを目的とする。【構成】 ロケットエンジンの燃焼室Cを形成する内筒1内に燃焼室の軸方向に伸びる複数個の冷却通路が形成されている。その冷却通路内には、ロケットエンジンで燃焼される燃料が入口配管8から入口マニホールド3を経て導入される。冷却通路を流れた燃料は出口マニホールド4を経て出口配管9から流出され噴射器入口10からロケットエンジン燃焼室へ導かれる。冷却通路内には、3角形のフィンが通路に沿って伸びて配設されている。そのフィン配設によって冷却通路の伝熱面に発生する気泡を速やかに離脱して伝熱面での膜沸騰を抑える。

請求項（抜粋）：

燃焼室を形成する壁面内に冷却媒体が流される冷却通路をもつ高温燃焼エンジンにおいて、前記冷却通路内に、2つのテーパ面をもち前記冷却媒体の流れ方向に伸びる少くとも1つのフィンを配設したことを特徴とする高温燃焼エンジン。