特許
J-GLOBAL ID:200903074841502964

カラー拡散転写フイルムユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-040550
公開番号(公開出願番号):特開2000-241948
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ピールアパート方式での剥離後のイエローステインを抑制し、低温処理で濃度の高い色素画像が得られるカラー拡散転写フイルムユニットを提供する。【解決手段】 感光要素中に、下記一般式(I)で表わされるスルホンアミド化合物および一般式(II)で表わされる重合体硬膜剤を含むカラー拡散転写フイルムユニット。一般式(I)(式中、R1は水素原子またはアルキル基を、Xはアルキル基、アリール基、nは1〜4の整数を表わす。)一般式(II)(式中、Aはエチレン性不飽和モノマーから導かれる繰り返し単位を、R2は水素原子または1〜6個の炭素原子を有する低級アルキル基を、Qは-CO2-などを、Lは特定の二価の基を表わす。R3は-CH=CH2などである。Xはハロゲン原子を、mは0又は1を、x、yはモル百分率を表わし、xは0〜75、yは25〜100の値をとる。)
請求項(抜粋):
支持体上に順次、中和層、中和タイミング層、受像層、剥離層を設けた受像要素、遮光層を有する支持体上に少なくとも1つの色素像形成化合物と組み合わされた少なくとも1つのハロゲン化銀乳剤層を有する感光要素および前記受像要素と感光要素との間に展開できるアルカリ性処理組成物から成り、露光後アルカリ性処理組成物を展開処理した後、受像要素と感光要素を剥離して色素画像を得るカラー拡散転写フイルムユニットにおいて、該感光要素中に、下記一般式(I)で表わされるスルホンアミド化合物および一般式(II)で表わされる重合体硬膜剤を含むことを特徴とするカラー拡散転写フイルムユニット。一般式(I)【化1】(式中、R1は水素原子またはアルキル基を表わす。Xはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、アミノ基、スルファモイルアミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、またはハロゲン原子を表わす。nは1ないし4の整数を表わす。nが2以上のとき、複数のXは同じでも異なっていてもよく、隣り合う2つのXが互いに結合して環を形成していてもよい。)一般式(II)【化2】(式中、Aはエチレン性不飽和モノマーから導かれる繰り返し単位を表わす。R2は水素原子または1から6個の炭素原子を有する低級アルキル基を表わす。Qは-CO2-、-CONR2-、-NHCO-または6から10個の炭素原子を有するアリーレン基を表わす。Lは-CO2-、-CONR2-結合を少なくとも1つ含み、3から15個の炭素原子を有する二価の基、あるいは-O-、-NR2-、-CO-、-SO-、-SO2-、-SO3-、-SO2NR2-、-R2NCONR2-、-R2NCO2-結合を少なくとも1つ含み、1から12個の炭素原子を有する二価の基のいずれかである(ただし、R2は前述したものと同じものを表わす)。R3は-CH=CH2、-CH2CH2X、クロロトリアジン環のいずれかである。Xはハロゲン原子を表わす。mは0又は1を表わす。x、yはモル百分率を表わし、xは0ないし75、yは25ないし100の値をとる。)

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