特許
J-GLOBAL ID:200903074859265617

粉末形態の薬剤を投与するための吸入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 昇 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-529285
公開番号(公開出願番号):特表2002-501791
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】粉末化された形態の薬を投与するためのこの吸入装置は、回転可能な投薬玉を有する筐体を備え、該投薬玉は、筐体の中に位置される粉末収容室の開口に関連づけられる。該投薬玉は、手動で制御され、粉末の一部を受け取るために周辺部に投薬用凹部を備える。前記投薬玉は、ねじれバネと連結されており、さらには停止片を備えている。更に、前記投薬玉は、移動可能な制限停止部を有する回動可能な作動弁と関連付けられる。前記投薬玉は、投薬玉の停止片が前記作動弁の移動可能な制限停止部に当たるまで、該投薬玉を回転させることによって荷重をかけられる。該投薬玉は、後に、通常の呼吸が作動弁の揺れを引き起こすことによって解除される。該停止片が筐体の底部を叩くことによる、引き続いて起こる、投薬玉の加速の突然の停止によって、薬剤は、前記投薬用凹部から放出され、呼吸気の流れの中に広く拡散される。これにより、前記薬剤は、呼吸と同期して完全に吸入され得る。投与のし過ぎ、又は複数分の投薬は防止される。
請求項(抜粋):
粉末形態の薬剤の一部を受け入れるために外周面に形成された投薬用凹部を有し、手動で操作可能とされた回転可能な投薬装置を備えたハウジングであって、前記回転可能な投薬装置が、円形の外周領域を有し且つ該ハウジング内の薬剤収容室の開口に関連づけられてなるハウジングと、 前記投薬装置の回転によって放出された粉末薬が使用者の呼吸気の流れに取り込まれる空気ダクトを形成するべく、空気取り込み口の反対側に位置するように、前記投薬装置の高さにおいて前記ハウジングに連結されたマウスピースとを備えた粉末形態の薬剤用吸入装置であって、 前記投薬装置は、停止片(20)を備え、且つ、弾性固定装置に連結されており、 更に、前記投薬装置は、前記投薬用凹部(17)が前記薬剤収容室(12)の粉末分配口の範囲内に位置したままの状態で、可動制限停止部(14a)に当接するまで、先行荷重が掛けられ得るようになっており、 前記制限停止部(14a)は、先行荷重が掛けられた前記投薬装置を解放するように、使用者の呼吸気によって、可動とされており、 前記投薬装置の加速された動きが、前記停止片(20)によって急激に停止され得るように構成されていることを特徴とする粉末形態の薬剤用吸入装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特表平6-502784
  • 鼻腔用アプリケーター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-148476   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
  • 特表平6-500242
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審査官引用 (6件)
  • 特表平6-502784
  • 特表平6-502784
  • 鼻腔用アプリケーター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-148476   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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