特許
J-GLOBAL ID:200903074882944300

原子炉の耐圧・漏洩検査における水取扱い装置および水取扱い方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053493
公開番号(公開出願番号):特開平9-243783
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】原子炉内への水張り能率の向上、原子炉内からの水抜き時における周辺電気品の湿潤防止、温水循環による原子炉加温の効率上昇等が図れ、原子力発電プラントの建設工期の短縮および工数低減、定期点検における時間短縮および工数削減、さらには放射性廃棄物の低減、被曝低減、品質管理の向上等を図る。【解決手段】原子炉底部に設けた制御棒駆動機構ハウジング22または中性子束計測フランジ23の下端部を閉止フランジ24で閉塞し、閉止フランジ24に穿設したドレン孔27を開閉する手段として雌側エレメント28とこの雌側エレメントに着脱し得る雄側エレメント29とからなるワンタッチカプラ30を備える。雌側エレメント28を閉止フランジ24のドレン孔27に挿着して常閉構造とする一方、雄側エレメント29を給排水用ホース31に接続し、その両エレメントの連結によってハウジング22,23の内部空間とホース31とを連通させる。
請求項(抜粋):
原子炉の底部に設けた制御棒駆動機構ハウジングの下端部を閉止フランジで閉塞し、その閉止フランジに穿設したドレン孔を開閉可能としたものにおいて、前記閉止フランジのドレン孔を開閉する手段として、雌側エレメントとこの雌側エレメントに着脱し得る雄側エレメントとからなるワンタッチカプラを備え、このワンタッチカプラの雌側エレメントを前記閉止フランジのドレン孔に挿着して常閉構造とする一方、前記ワンタッチカプラの雄側エレメントを給排水用ホースに接続し、その両エレメントの連結によって前記ハウジングの内部空間と前記ホースとを連通させて通水を可能としたことを特徴とする原子炉の耐圧・漏洩検査における水取扱い装置。

前のページに戻る