特許
J-GLOBAL ID:200903074883223690

航空機用ストリンガー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-088362
公開番号(公開出願番号):特開2003-277898
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 高強度と高腐食性であることは勿論、疲労き裂伝播速度が低く、疲労特性に優れた航空機用ストリンガーを提供することを目的とする。【解決手段】 AA 7050 および/ またはAA 7150 アルミニウム合金材からなる航空機胴体天井部材用ストリンガーであって、溶体化処理および焼き入れ後に、更に、人工時効処理、復元処理、再人工時効処理が施されているものであり、これら複合人工時効処理後のアルミニウム合金材は、導電率が37.0〜40.0 IACS%であって、0.2%耐力が550MPa以上の強度と、耐SCC 応力が375MPa以上で、剥離腐食性がEXCOランクでEB以上の耐蝕性とを有し、かつ、ΔK 域が25kgf/mm1.5 の際の疲労き裂伝播速度が0.85×10-4mm/ サイクル以下およびΔK 域が40kgf/mm1.5 の際の疲労き裂伝播速度が2.8 ×10-4mm/ サイクル以下を満足していることである。
請求項(抜粋):
AA 7050 および/ またはAA 7150 アルミニウム合金材からなる航空機用ストリンガーであって、前記アルミニウム合金材が、溶体化処理および焼き入れ後に、更に、115 〜145 °Cで12〜48時間の人工時効処理、170 〜190°Cで1 〜4 時間の復元処理、115 〜145 °Cで12〜48時間の再人工時効処理が施されているものであり、これら複合人工時効処理後のアルミニウム合金材は、導電率が37.0〜40.0 IACS%であって、0.2%耐力が550MPa以上の強度と、クロム酸促進法試験による耐SCC 応力が375MPa以上で、ASTM G34-90 剥離腐食試験による剥離腐食性がEXCOランクでEB以上の耐蝕性とを有し、かつ、ASTM E647 疲労き裂伝播試験におけるΔK 域が25kgf/mm1.5 の際の疲労き裂伝播速度が0.85×10-4mm/ サイクル以下およびΔK 域が40kgf/mm1.5 の際の疲労き裂伝播速度が2.8 ×10-4mm/ サイクル以下を満足していることを特徴とする航空機用ストリンガー。
IPC (10件):
C22F 1/053 ,  B64C 1/00 ,  B64C 1/06 ,  C22C 21/10 ,  C22F 1/00 602 ,  C22F 1/00 612 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 640 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00
FI (10件):
C22F 1/053 ,  B64C 1/00 B ,  B64C 1/06 ,  C22C 21/10 ,  C22F 1/00 602 ,  C22F 1/00 612 ,  C22F 1/00 630 G ,  C22F 1/00 640 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C

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