特許
J-GLOBAL ID:200903074884975238

信号検出装置および信号検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064004
公開番号(公開出願番号):特開平10-260075
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 多くの音色の音によって構成されている騒音から、広帯域な衝撃音であるカチャ音のみの検出を可能とすることを目的とする。【解決手段】 騒音は音響センサ1によって検出され、A/D変換器2にてデジタル信号に変換され、データ記憶器3に記録される。記録された騒音信号は周波数通過帯域フィルタ4a,4b,4cに並列に入力され、複数の周波数帯域に分けて出力される。周波数通過帯域フィルタ4a,4b,4cの各出力信号はそれぞれ対応する高レベル信号選択部6a,6b,6cで、しきい値設定部5があらかじめ設定したしきい値と比較され、ここで、信号レベルがしきい値を越える信号だけが選択される。選択された信号は乗算器7にて乗算される。乗算器7の出力には、信号成分が分割された各周波数帯域に共通に存在するような信号、すなわち、広帯域のカチャ音の信号のみが得られることになる。
請求項(抜粋):
騒音に含まれる瞬間的な音圧レベルのピークを持った広帯域の衝撃音の信号を検出する信号検出装置において、検出対象とする騒音の信号を取得する検出対象音取得手段と、前記検出対象音取得手段の出力に対して複数個並列に配設され、それぞれ異なる周波数通過帯域の周波数特性を有する複数のフィルタ手段と、それぞれ前記フィルタ手段の出力信号を受けて、所定レベルのしきい値を越える前記出力信号を選択して出力する複数の信号選択手段と、前記信号選択手段の各出力信号を受けて乗算する乗算手段と、を備えていることを特徴とする信号検出装置。
IPC (4件):
G01H 3/00 ,  B41J 29/08 ,  G01H 3/08 ,  G03G 21/00 530
FI (4件):
G01H 3/00 A ,  B41J 29/08 Z ,  G01H 3/08 ,  G03G 21/00 530

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