特許
J-GLOBAL ID:200903074885198383

分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守谷 一雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-403925
公開番号(公開出願番号):特開平8-226894
出願日: 1980年09月19日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】液体中の酵素を簡易かつ迅速に定量分析する。【構成】エネルギ透過性のファイバと、化合物Yが化学結合した親水性ポリマのシースとから成るファイバ-シース要素を構成する。この化合物Yとポリマとの化学結合は被検酵素によって開裂するような結合である。このようなファイバ-シース要素を被検流体中に入れると、化合物Yとポリマとの化学結合が被検酵素によって開裂し、放出された化合物Yがファイバを透過するエネルギに変化を与える。この変化はファイバによって画定されるエネルギ通路の長さに沿って累積的に起こる。この累積された変化を検知することにより被検流体中の酸素量を定量する。【効果】ファイバを透過するエネルギの変化が累積的であるので、その変化を検知するのに高感度の検知装置を不要とする。
請求項(抜粋):
液体中に含有された酵素を定量分析するための分析方法であって、(a)電磁放射線を透過するファイバと、前記ファイバの周囲に設けられた親水性ポリマから成るシースと、前記ポリマに組込まれ前記ポリマと被検酵素によって開裂されるような化学結合をした化合物Yとを有し前記ファイバが前記化合物Yを透過するものであるファイバ-シース要素を用意し、(b)前記ファイバにYによって最大の変化をするものとして選択された電磁放射線を透過させて、(c)前記シースを被検液体で湿らせてこれにより前記液体中の酵素が前記化合物Yと前記ポリマとの化学結合を開裂させ、放出された前記化合物Yを前記ファイバ透させ、前記化合物Yにより前記電磁放射線を前記ファイバの長さに沿って累積的に変化させることを特徴とする分析方法。
IPC (5件):
G01N 21/27 ,  A61B 5/14 310 ,  G01N 21/77 ,  G01N 21/78 ,  G01N 33/487
FI (5件):
G01N 21/27 C ,  A61B 5/14 310 ,  G01N 21/77 B ,  G01N 21/78 C ,  G01N 33/487

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