特許
J-GLOBAL ID:200903074890053130

申告故障対応方法とその設備オペレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050202
公開番号(公開出願番号):特開平10-247961
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 サービス制御ノード故障の早期回復による通信サービスの信頼性確保を実現するのに有効な、インテリジェントネットワークにおける故障対応方法とそれに有効に用い得るサービス制御ノード用の設備オペレーションシステムを提供すること。【解決手段】 サービス制御ノード100自律で検出・通知される故障情報110とサービス利用者からサービスオペレーションシステム200を介して申告される申告故障情報210との、異なる経路で設備オペレーションシステム300に通知される2種類の故障情報を、設備オペレーションシステム300内のサービス制御ノード故障対応手段410と申告故障対応手段420とで統合的に管理し、多重措置の回避等、効率的な故障対応を実現した。
請求項(抜粋):
基本的な交換接続を行う交換ノードを有する伝達系レイヤと、通信サービスを実行するための複数サービス制御を行うサービス制御ノード,該サービス制御ノードの運用状態を監視し、サービス制御中に発生する故障を検出して修復するサービス制御ノード用の設備オペレーションシステムおよび通信サービス利用者からのサービス実行に関する故障申告に対応するサービスオペレーションシステムを有する高機能系レイヤから構成されるインテリジェントネットワークにおいて、下記の手順を有することを特徴とする申告故障対応方法。(1)前記サービスオペレーションシステムは、通信サービス利用者からの故障申告の受付け毎に、故障申告者が検知した故障事象内容と、その通信サービス種別,発信者または発信端末を識別する番号とダイヤル情報を用いて、前記設備オペレーションシステムを介してサービス制御ノードでのサービス制御処理における詳細故障情報を収集し、故障申告個所を有する被疑サービス制御ノードを特定し、当該被疑サービス制御ノードを監視する前記設備オペレーションシステムへ故障申告情報を通知して、詳細な故障内容の解析,故障個所の特定,故障措置を要求し、(2)前記設備オペレーションシステムは、サービス制御ノードから通知される故障情報(自律検出情報)を故障対応に適する故障管理情報に変換・蓄積し、その故障対応により得られる故障原因,故障個所等の情報も追加・蓄積して、故障対応に係る情報を一元的に管理し、前記サービスオペレーションシステムから通知された故障申告情報を申告故障情報識別手段により、故障申告情報に含まれる発信者または発信端末を識別する番号とダイヤル情報を抽出し、前記故障管理情報中に、同一故障個所に対する故障対応が実施されているか否かを多重故障措置抑制手段により判定し、同一故障個所に対する並列故障措置の実施を抑制し、前記判定の結果、同一故障個所に対する故障対応が未実施の場合には、前記故障申告情報を申告故障情報変換手段により故障対応に適する故障管理情報に変換後、サービス制御ノードの運用状態の監視情報と、サービス制御中に発生した故障検出情報から、関連するサービス制御ノード故障情報を抽出し、前記サービスオペレーションシステムから通知された故障申告情報とサービス制御ノード故障情報とを故障個所毎の統合した一つの故障対応情報として生成し、前記故障管理情報を基に故障回復のためのサービス制御ノードに対する制御を行って故障回復を図り、故障対応中の情報を前記故障管理情報に追加・管理し、故障対応の経過/完了の故障対応状況をサービスオペレーションシステムへ通知する。
IPC (2件):
H04L 29/14 ,  H04M 3/00
FI (2件):
H04L 13/00 311 ,  H04M 3/00 E
引用特許:
審査官引用 (1件)

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