特許
J-GLOBAL ID:200903074890241912

ポリマーラテックスの凝集方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331318
公開番号(公開出願番号):特開平7-188329
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、短時間で高濃度のポリマーラテックスが得られる凝集方法を提供することにある。【構成】 本発明は、酸性で界面活性能が低下する乳化剤を用いて乳化重合法により得た小粒子径ポリマーラテックスに、あらかじめ酸性で良好な界面活性能を有する乳化剤を添加しておき、次いで第一段階として、小粒子径ポリマーラテックスに酸を加えて凝集させて中粒子径ポリマーラテックスを得た後、アルカリ物質で酸を中和して中粒子径ポリマーラテックスを安定化し、第二段階として、再びこの中粒子径ポリマーラテックスに酸および高分子凝集剤を加えて凝集させて粒径5,000Å以上の大粒子径ポリマーラテックスを得るポリマーラテックスの凝集方法である。【効果】 本発明は、コアギュラムが生成せず、しかも短時間で高濃度のポリマーラテックスが得られる凝集方法を可能にした。
請求項(抜粋):
酸性で界面活性能が低下する乳化剤を主体とする乳化剤を用いて乳化重合法により得た小粒子径ポリマーラテックスに、酸を加えてラテックス粒子を凝集させて肥大化する方法において、あらかじめ小粒子径ポリマーラテックスに酸性で良好な界面活性能を有する乳化剤を添加しておき、次いで第一段階として、小粒子径ポリマーラテックスに酸を加えて凝集させて中粒子径ポリマーラテックスを得た後、アルカリ物質で酸を中和して中粒子径ポリマーラテックスを安定化し、第二段階として、再びこの中粒子径ポリマーラテックスに酸および高分子凝集剤を加えて凝集させて粒径5,000Å以上の大粒子径ポリマーラテックスを得ることを特徴とするポリマーラテックスの凝集方法。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭63-132903
  • 特開昭63-117005
  • 特開昭63-117006
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