特許
J-GLOBAL ID:200903074893418937

セルロース系繊維製品の芳香族アシル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-298462
公開番号(公開出願番号):特開2001-123373
出願日: 1999年10月20日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 セルロース系繊維製品を合理的に且つ均一に芳香族アシル化する方法を提供する。【解決手段】 セルロース繊維を含むセルロース系繊維製品にアルカリ水溶液を付与した後、乾燥させて実質的に水分を除去する。次いで、このセルロース系繊維製品に芳香族アシル化剤を含む非水性溶液を付与する。このとき、セルロース系繊維製品中には、固形アルカリと芳香族アシル化剤とが併存し、実質的に水分を含有しない状態となっている。この状態で、セルロース系繊維製品に水分を付与する。水分の付与によって、セルロース繊維に対して芳香族アシル化反応が進行する。水分を付与する方法としては、水浸漬-圧搾法、水噴霧-圧搾法又は水圧入法等を採用するのが好ましい。この方法は、セルロース系繊維製品の内部まで水分を強制的に押し込む方法である。これによれば、セルロース系繊維製品の表面及び内部での芳香族アシル化を、より均一にすることができる。
請求項(抜粋):
セルロース繊維を含むセルロース系繊維製品にアルカリ水溶液を付与した後、乾燥させて実質的に水分を除去し、次いで該セルロース系繊維製品に芳香族アシル化剤を含む非水性溶液を付与した後、最後に該セルロース系繊維製品に水分を付与することによって、該セルロース繊維に対して芳香族アシル化反応を進行させることを特徴とするセルロース系繊維製品の芳香族アシル化方法。
IPC (3件):
D06M 11/38 ,  D06M 13/188 ,  D06M101:06
FI (3件):
D06M 13/188 ,  D06M101:06 ,  D06M 1/22
Fターム (14件):
4L031AA02 ,  4L031BA11 ,  4L031CA01 ,  4L031CA06 ,  4L031CA07 ,  4L031CA08 ,  4L031CA11 ,  4L033AA02 ,  4L033AB01 ,  4L033AC15 ,  4L033BA09 ,  4L033BA98 ,  4L033BA99 ,  4L033DA07
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭56-134286
  • 特開昭55-152877
  • 特開昭58-060084
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