特許
J-GLOBAL ID:200903074895355576

ピストン-シリンダ-ユニットのシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光好 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-515614
公開番号(公開出願番号):特表平9-507894
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】装置はシリンダ(3)とピストン(7)を備えている。このピストンはシリンダ(3)に対して接触しないで案内されている。シリンダ(3)とピストン(7)の周面(15,14)の間に隙間シール(12)が形成されている。この隙間シールは非常に狭くて均一な円環横断面を有する。シリンダ(4)とピストン(7)の周面(14,15)はほぼ滑らかで、鋼よりも小さな線熱膨張係数を有する材料からなっている。シール隙間の正確な維持と、シリンダライナ(4)内でのピストン(7)の同心的な案内は、ケーシング(5)に固定連結された2個のガイド(8,9)によって保証される。このガイド(8,9)はピストン-シリンダ-ユニットの中心軸線(2)の方向において弾力性があり、中心軸線(2)に対して横方向において非常に剛性がある。このガイド(8,9)によって形成された、ピストン(7)とシリンダ(3)の間の隙間シールの装置は、最小の隙間を有し、接触しない。シール材料の摩耗が生じない。この場合、ピストン(7)の運動はシリンダ(3)に対して正確に同心的に案内されている。
請求項(抜粋):
シリンダライナ(4)を備えたシリンダ(3)内で中心軸線(2)の方向に移動可能なピストン(7)と、ピストン外周壁(13)と、負圧下にある液体または気体の媒体をシールするための、シリンダライナ(4)とピストン外周壁(13)との間の非接触式の隙間シール(12)とを具備し、ピストン-シリンダ-ユニットがケーシング(5)内に組み込まれている、ピストン-シリンダ-ユニットのシール装置において、ピストン(7)が中心軸線(2)の方向に互いに間隔をおいて配置されかつケーシング(5)に固定された2個のガイド(8,9;50)に固定連結され、このガイド(8,9;50)の部分(35)が中心軸線(2)の方向に制限されて移動可能であり、かつピストン(7)を中心軸線(2)の方向に弾性的に案内し、ガイド(8,9;50)が中心軸線(2)に対して直角方向において、中心軸線(2)の方向よりも少なくとも100倍の剛性を有し、かつピストン(7)を中心軸線(2)に対して正確に同心的に保持し、隙間シール(12)の範囲において対向するピストン外周壁(13)とシリンダライナ(4)がほぼ滑らかな周面(14,15)を有し、シリンダ(3)またはピストン(7)のこの部分領域(4,13)が、非合金の鋼の線熱膨張係数の四分の一以下の線熱膨張係数を有する材料で形成されていることを特徴とするシール装置。
IPC (2件):
F04B 39/00 104 ,  F02F 5/00
FI (2件):
F04B 39/00 104 D ,  F02F 5/00 F

前のページに戻る