特許
J-GLOBAL ID:200903074900026993

射出成形方法及び射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松波 祥文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263251
公開番号(公開出願番号):特開平6-087143
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 汎用の射出成形装置を無改造のまま使用出来、肉厚が不均等な成形品でも、金型構造を複雑化せずに、ヒケ、ボイド、形状歪等の発生を防げる、射出成形方法及び射出成形用金型を提供する。【構成】 成形キャビティSの成形面に向けて開口するシリンダー状刳抜孔11を金型に設けると共に、このシリンダー状刳抜孔内には、押圧手段18により成形キャビティに向けて前進付勢されるピストン状部材16を収めて置き、成形キャビティに高圧で射入した溶融樹脂が、押圧手段の付勢力に抗してピストン状部材を所定距離後退させて、シリンダー状刳抜孔内に所定量の溶融樹脂が押し込まれ、成形キャビティ内の溶融樹脂の冷却収縮に伴って、押し込まれた溶融樹脂が、押圧手段により成形キャビティ内に押し戻されて、収縮容積分を埋め合わせ、成形品にヒケ、ボイド、形状歪、内部応力歪等が発生し難くなる様にした。
請求項(抜粋):
成形キャビティSの成形面に向けて開口するシリンダー状刳抜孔11を金型に設けると共に、該シリンダー状刳抜孔11内には、押圧手段18により前記成形キャビティSに向けて前進付勢されるピストン状部材16を収めて置き、前記成形キャビティSに高圧で射入した溶融樹脂が、前記押圧手段18の付勢力に抗して前記ピストン状部材16を所定距離後退させて、前記シリンダー状刳抜11孔内に所定量の溶融樹脂が押し込まれ、前記成形キャビティS内の溶融樹脂の冷却収縮に伴って、前記押し込まれた溶融樹脂が、前記押圧手段18により前記成形キャビティS内に押し戻されて、前記収縮容積分を埋め合わせ、成形品にヒケ、ボイド、形状歪、内部応力歪等が発生し難くなる様にしたことを特徴とする射出成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/53 ,  B29C 45/26

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