特許
J-GLOBAL ID:200903074901584906

野菜類,肉類および魚介類の解凍方法および鮮度保持・熟成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315417
公開番号(公開出願番号):特開平10-136882
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 従来に比較し、少しでも低い電圧を用いて、より安全な解凍・解氷を短時間でできる、解凍・解氷後の品質が良好な肉類および魚介類の解凍方法ならびに長期間、高鮮度に保存維持できる野菜類,肉類および魚介類の鮮度保持およひ熟成方法を提供する。【解決手段】 例えば、鮮度保持する野菜類を金属棚7に搭載し、-2°C〜+1°Cの平均温度範囲で、500V〜5000Vの電位を野菜類に印加する。長期間、みずみずしさを失わず鮮度維持することができる。解凍・解氷する肉類の場合には、-5°C以下の冷凍結肉類に対し、±0°C〜+10°Cに設定して電位を3000V〜5000Vかけ、冷凍結肉類の芯温を-5°C以上にし、その後-2°C〜+1°Cの平均温度範囲で、1000V〜5000Vの電位を印加して解凍して解氷する。安全性が向上し、ドリップはほとんどなく良好な品質の解凍・解氷の肉類を得ることができる。
請求項(抜粋):
外部との断熱を行い温度調節機能を有する保存庫と、前記保存庫内に該保存庫筐体と電気的に絶縁状態で設置され、野菜を搭載する1以上の金属棚部と、前記野菜に高電位を印加するために前記金属棚部に所定の高電圧を供給する高電圧発生装置とを備え、前記庫内の平均温度を-2°Cから+1°Cの範囲で設定し、かつ前記金属棚部の静電電位または交流電位の値を5000V〜500Vの範囲になるように印加し、前記電位領域が5000V〜500V、かつ平均温度が-2°C〜+1°Cの範囲において特定の野菜に対し適する電位および平均温度を決定したとき、同じ種類の野菜に対し他の電位を設定する場合、前記決定した値に基づく負の傾きを持つ電位-平均温度特性付近になるような平均温度を設定して鮮度保持を行うことを特徴とする野菜類の鮮度保持方法。
IPC (2件):
A23B 7/04 ,  A23B 4/07
FI (2件):
A23B 7/04 ,  A23B 4/06 502 D

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