特許
J-GLOBAL ID:200903074902561128

磁気ヘッドのギャップ位置の検出方法および磁気ヘッドの接着装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338572
公開番号(公開出願番号):特開2001-155304
出願日: 1999年11月29日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 磁気ヘッドのギャップの認識が困難な場合に、ギャップの位置を正確に検出し得る方法および磁気ヘッドの接着装置を提供すること。【解決手段】 磁気ヘッド21L の表面側の巻線溝部23aの頂角α、巻線溝部23bの頂角β、ギャップ22のデプス寸法D、接合面のずらし寸法L、幅規制溝29a、29bの面からギャップ22の先端までの高さHを(式1)a/b =(H-D)tan α/(H-D-L)tan β (式1)に代入して寸法比a/bを求め、幅規制溝29a、29bの内側端縁28a、28b間の寸法Cを寸法比a/bで分割される点Rと、同様にして磁気ヘッド21の裏面側における点Sとを定め、線分RSの中点Tを真のギャップ位置として求めて、ベースプレート31に位置合わせして接着する。
請求項(抜粋):
一対の磁気コア半体が突き合わされ巻線溝およびギャップを形成して接合された磁気ヘッドのギャップ位置の検出方法において、前記磁気ヘッドの一方の面側における幅規制溝面(1)からテープ摺動面における前記ギャップの一端までの高さH、前記ギャップのデプス寸法D、前記ギャップの一端の下方における前記磁気コア半体の接合面の上下方向のずらし寸法L、前記幅規制溝面(1)における前記磁気コア半体それぞれの内側端縁間の寸法C、前記巻線溝を構成する前記磁気コア半体それぞれの巻線溝部の頂角αとβとが既知であり、かつ、他方の面側における幅規制溝面(2)から前記テープ摺動面における前記ギャップの他端までの高さH’、前記ギャップのデプス寸法D’、前記ギャップの他端の下方における前記磁気コア半体の接合面の上下方向のずらし寸法L’、前記幅規制溝面(2)における前記磁気コア半体それぞれの内側端縁間の寸法C’、前記巻線溝を構成する前記磁気コア半体それぞれの巻線溝部の頂角α’とβ’とが既知である場合に、前記幅規制溝面(1)における前記内側端縁のそれぞれから前記ギャップの一端に対応する位置までの寸法aと寸法bとの寸法比a/bを(式1)によって算出し、 a/b = (H-D)tan α/(H-D-L)tan β (式1)前記幅規制溝面(2)における前記内側端縁のそれぞれから前記ギャップの他端に対応する位置までの寸法a’と寸法b’との寸法比a’/b’を(式2)によって算出して、 a’/b’ = (H’-D’)tan α’/(H’-D’-L’)tan β’ (式2)前記寸法Cを前記寸法比a/bに分割して得られる点R、および前記寸法C’を前記寸法比a’/b’に分割して得られる点Sを定め、前記点Rと前記点Sとを結ぶ線分RSの中点Tを真のギャップ位置として求めることを特徴とする磁気ヘッドのギャップ位置の検出方法。
IPC (2件):
G11B 5/127 ,  G11B 5/187
FI (4件):
G11B 5/127 U ,  G11B 5/127 R ,  G11B 5/127 V ,  G11B 5/187 R
Fターム (17件):
5D093AA01 ,  5D093AC01 ,  5D093AC07 ,  5D093BC07 ,  5D093BC09 ,  5D093DA04 ,  5D093FA21 ,  5D093HB12 ,  5D093HB29 ,  5D093HC20 ,  5D111AA23 ,  5D111BB24 ,  5D111BB38 ,  5D111EE01 ,  5D111GG20 ,  5D111JJ38 ,  5D111KK20

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