特許
J-GLOBAL ID:200903074908295276

硝酸性及び/又は亜硝酸性窒素の除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101963
公開番号(公開出願番号):特開平6-285494
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】廃水の発生量が少なく、且つ、短時間に効率良く処理できると共に装置をコンパクト化できる硝酸性及び/又は亜硝酸性窒素の除去装置を提供する。【構成】処理槽10を内槽20及び外槽22の二重構造で形成し、一方の槽内に微生物を付着させた脱窒用濾材層32を設けると共に他方の槽内に微生物を付着させた脱有機物用濾材層34を設けた。そして、処理槽10内に供給された硝酸性及び/又は亜硝酸性窒素を含む被処理水72を嫌気性条件下で脱窒用濾材層32に通水した後、好気性条件下で脱有機物用濾材層34に通水させてから処理槽10外に排出するようにした。これにより、被処理水72は、脱窒用濾材層32通過時に脱窒処理され、脱有機物用濾材層34通過時に脱有機物処理される。
請求項(抜粋):
硝酸性及び/又は亜硝酸性窒素を含む被処理水を、嫌気性条件下で微生物と接触させて脱窒処理した後、前記微生物の栄養源として前記被処理水に予め添加された有機物の未反応分を好気性条件下で微生物と接触させて前記被処理水中から除去する硝酸性及び/又は亜硝酸性窒素の除去装置に於いて、前記除去装置本体を内槽及び外槽の二重構造で形成し、一方の槽内に微生物を付着させた第1の濾材層を設けると共に他方の槽内に微生物を付着させた第2の濾材層を設け、前記除去装置本体内に供給された前記被処理水を嫌気性条件下で第1の濾材層に通水した後、好気性条件下で第2の濾材層に通水させてから前記除去装置本体外に排出することを特徴とする硝酸性及び/又は亜硝酸性窒素の除去装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-258397

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