特許
J-GLOBAL ID:200903074910232370
スピンドルモータ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260382
公開番号(公開出願番号):特開2001-086691
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】セラミックボール軸受を用いたスピンドルモータでは、温度上昇に伴ういわゆる軸受の予圧抜けを補償するために、従来一体に構成されていたロータをロータ本体1と環状支持部材2とを分離し、環状支持部材2の材質を選ぶことで高温時でも軸受に適正な予圧がかかる構造を採った。このときこれら2部材の接合部1bまたは2aから軸受潤滑オイル等がステータ10側に漏れ、モータ外部に流出することがあった。【解決手段】そこで本発明では、その一端11aが前記第三の円筒状内面1cに稠密に接着固定され、その中間部11bが前記環状支持部材および下方軸受の下端に近接した円環状の壁をなし、その他端11cが軸表面に沿って円筒状に且つ軸心下方に折れ曲がりその内面11cが前記軸4の表面との間で微小間隔を形成したラビリンスシール構造を形成するキャップを取付けることにより、オイル漏れ防止を実現した。
請求項(抜粋):
第一、第二、第三の円筒状内面を軸方向に並べて形成したロータハブ本体と、前記ロータハブ本体と共に回転するロータマグネットと、外輪が前記ロータハブ本体の前記第一の円筒状内面に固定されている上方軸受と、円筒状外面が前記ロータハブ本体の前記第二の円筒状内面に固定されている環状支持部材と、外輪が前記環状支持部材の円筒状内面に固定されている下方軸受と、からなるロータ組立体と、前記上方軸受及び前記下方軸受の内輪の内周面がその外周面に固定されている軸体と、ステータコイルが巻かれたステータコアと、前記ステータコアを固定しかつ前記軸体を固定しているブラケットまたはベースよりなる固定部組立体からなるスピンドルモータであって、前記上方軸受および前記下方軸受を構成するボールはセラミック材により形成され、前記環状支持部材は前記軸体よりも熱膨張係数の大きい材料で形成されることにより高温時に前記環状支持部材が熱膨張して前記上方軸受および前記下方軸受の外輪に作用して当該軸受の予圧が適正に維持され、かつ、その一端が前記ロータハブ本体の前記第三の円筒状内面に稠密に接着固定され、その中間部が前記環状支持部材および下方軸受の下端に近接した連続した円環形状をなし、その他端が軸体表面に沿って円筒状に且つ軸心方向に折れ曲がり、且つその内面が前記軸体表面との間で微小空隙を形成したラビリンスシール構造を形成するキャップが取付けられていることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (31件):
5H605AA02
, 5H605AA03
, 5H605BB05
, 5H605BB14
, 5H605BB19
, 5H605CC03
, 5H605CC04
, 5H605EA19
, 5H605EB10
, 5H605EB21
, 5H605EB27
, 5H605EB28
, 5H605EB33
, 5H605EB39
, 5H607AA05
, 5H607AA06
, 5H607BB01
, 5H607BB14
, 5H607BB17
, 5H607BB25
, 5H607CC01
, 5H607DD01
, 5H607DD02
, 5H607DD05
, 5H607DD08
, 5H607DD16
, 5H607GG08
, 5H607GG25
, 5H607GG28
, 5H607JJ04
, 5H607JJ10
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