特許
J-GLOBAL ID:200903074926786074
電動車両の制動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078052
公開番号(公開出願番号):特開平10-273024
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 動的液圧系と静的液圧系の二系統を確実に分離し、簡単な構成で、回生制動に対する液圧制動の追加及び切り換えを動的液圧出力手段の出力液圧に応じて円滑に行う。【解決手段】 回生切換手段REとホイールシリンダWCとの間の主液圧路MFに、両者間を液圧的に分離して圧力を伝達する圧力伝達手段PTを接続し、これに副液圧路AFを介して動的液圧出力手段DPを接続する。圧力伝達手段PTと動的液圧出力手段DPとの間に制御切換弁手段SV1を介装すると共に、圧力伝達手段PTと制御切換弁手段SV1との間の副液圧路AFとリザーバRSを接続する液圧排出路DFにオリフィスORを介装し、モータ制御手段MCMによる回生制動を行うときは副液圧路AFを遮断し、液圧制御手段BCMによる液圧制動を行うときは副液圧路AFを連通する。
請求項(抜粋):
車両の車輪に連結する電気モータと、該電気モータを回転駆動し前記車輪に駆動力を付与すると共に、前記電気モータの回生制動により前記車輪に制動力を付与するモータ制御手段と、ブレーキ操作部材の操作に応じてリザーバのブレーキ液を昇圧して静的液圧を出力する静的液圧出力手段と、前記リザーバのブレーキ液を前記ブレーキ操作部材の操作とは無関係に昇圧してパワー液圧を出力する補助液圧源と、該補助液圧源の出力パワー液圧を前記ブレーキ操作部材の操作に応じて調圧し動的液圧を出力する動的液圧出力手段と、前記車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダに対し前記静的液圧出力手段又は前記動的液圧出力手段の出力液圧を供給し前記車輪に対する制動力を付与する液圧制御手段と、前記静的液圧出力手段と前記ホイールシリンダを接続する主液圧路に介装し、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与するときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧より低くし、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与しないときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧に一致させる回生切換手段とを備えた電動車両の制動制御装置において、前記動的液圧出力手段に一端を接続する副液圧路と、該副液圧路の他端に接続すると共に、前記回生切換手段と前記ホイールシリンダとの間の前記主液圧路に接続し、前記動的液圧出力手段の出力液圧と前記ホイールシリンダ内の液圧を液圧的に分離し、前記動的液圧出力手段の出力液圧の変化に応じて前記ホイールシリンダ内の液圧が変化するように圧力を伝達する圧力伝達手段と、該圧力伝達手段と前記動的液圧出力手段を接続する前記副液圧路に介装し、前記モータ制御手段による回生制動を行うときには前記副液圧路を遮断し、前記液圧制御手段による制動を行うときには前記副液圧路を連通する制御切換弁手段とを備え、前記圧力伝達手段が、ハウジングと、該ハウジング内に摺動自在に収容し両側に密閉室を郭成するプランジャと、該プランジャを一方の密閉室が最大容積となるように付勢するスプリングとを備え、一方の密閉室を前記回生切換手段及び前記ホイールシリンダに連通接続し、他方の密閉室を前記制御切換弁手段に連通接続すると共にオリフィスを介装した液圧排出路により前記リザーバと連通接続したことを特徴とする電動車両の制動制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60T 8/00 Z
, B60L 7/24 D
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