特許
J-GLOBAL ID:200903074928171280

可変速駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-027477
公開番号(公開出願番号):特開平9-219999
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 誘導電動機をベクトル制御方式インバータでトルク制御を行うにおいて、表皮効果により誘導電動機の回路定数が非線形性を有して変動し、トルク制御精度を高めるのが難しかった。【解決手段】 モデル演算部14はインバータの電流指令等から誘導機モデルの誘起電圧成分と磁束成分を演算し、演算部13は実機の誘起電圧成分と磁束成分を演算し、検出部15はモデル演算部と演算部の差分から誘導機の二次抵抗の変動に対応する誤差特徴量を検出し、補償演算部16は誤差特徴量ですべり演算部7の二次抵抗の温度変動に対する補正を行うにおいて、表皮効果等により誘導電動機の漏れインダクタンス等が非線形で変動したときの補償演算部からの出力に発生する誤差成分を、誘導電動機の検出速度とトルク電流指令又はトルク指令に対応させた補正関数から求める表皮効果補正回路を設ける。
請求項(抜粋):
誘導電動機をベクトル制御方式インバータでトルク制御を行う可変速駆動装置であって、誘導電動機のモデルを有しインバータの電流指令等から該モデルの誘起電圧成分や磁束成分等を演算するモデル演算部と、誘導電動機の一次電流や電圧から誘導電動機の誘起電圧成分や磁束成分等を演算する演算部と、前記モデル演算部と演算部がそれぞれ求める誘起電圧成分や磁束成分等の差分から誘導電動機の二次抵抗の変動に対応する誤差特徴量を一次元成分として検出する検出部と、前記検出部の検出出力でベクトル制御のためのすべり演算部の二次抵抗の温度変動に対する補正を行う補償演算部とを備えた可変速駆動装置において、表皮効果等により誘導電動機の漏れインダクタンス等が非線形で変動したときの前記補償演算部からの出力に発生する誤差成分を、誘導電動機の検出速度とトルク電流指令又はトルク指令に対応させた補正関数から求める表皮効果補正回路と、前記表皮効果補正回路の出力で前記検出部の出力を加算補正する加算器とを備えたことを特徴とする可変速駆動装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/41 302
FI (4件):
H02P 5/408 D ,  H02P 5/41 302 F ,  H02P 5/408 H ,  H02P 5/408 Z

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