特許
J-GLOBAL ID:200903074929149865

自動車用エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-344746
公開番号(公開出願番号):特開平5-180017
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、アイドル運転時に休筒状態が設定されている場合、アイドル回転を低下させるような事態が生じた場合には、休筒状態の設定を禁止して回転不調やエンストの発生を未然に防止できる構造を備えた自動車用エンジンを得ることにある。【構成】本発明は、エンジン回転数センサ4およびブースト圧センサ5により割り出される空気の体積効率により全筒でのバルブ開閉を行なう場合と一部の気筒でのバルブ開閉を行なう場合とを判定するとともに、アイドルスイッチ6からの信号によりアイドル運転時に休筒状態を設定される場合、休筒状態での負荷増加を来す外乱があるときには、休筒状態の設定を禁止するようにバルブ機構2を制御することを特徴としている。
請求項(抜粋):
低速用、高速用のカムプロフィールを設定されたバルブ開閉用カムを備え、これらカムに対するロッカーアーム側での従動状態を切り換えることにより、バルブの開閉量およびバルブの休止状態を設定できるバルブ機構を備えた自動車用エンジンにおいて、エンジン回転数を検出する回転数センサと、スロットル開度に応じた気筒内での空気の体積効率を割り出すためのブースト圧センサと、スロットル全閉状態にオンするアイドルスイッチと、上記回転数センサ、ブースト圧センサおよびアイドルスイッチとを入力側に接続され、出力側には、上記バルブ機構の駆動部が接続されている制御部とを備え、上記制御部は、エンジン回転数および空気の体積効率に基づく負荷情報によって全気筒を対象としてバルブの開閉を行なわせる全筒状態および全気筒のうちの一部の気筒のバルブの開閉停止による休筒状態を設定するマップを備え、全筒状態および休筒状態設定のための判別を行なうとともに、アイドルスイッチがオンしているときは、アイドル回転を低下させる外乱がある場合に、休筒状態の設定を行なわないようにバルブ機構を制御することを特徴とする自動車用エンジン。
IPC (5件):
F02D 17/02 ,  F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 303 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 310

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