特許
J-GLOBAL ID:200903074933837636

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167818
公開番号(公開出願番号):特開平6-008708
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 肩落ち摩耗の発生および操縦性能の低下のおそれなしに、磨耗の中期以降の氷上性能を十分高く維持する。【構成】 トレッド部1に、タイヤ赤道面X-Xを隔てて位置してトレッド周方向に連続して延びる二本一対の周方向主溝9を設け、一対の周方向主溝間に挟まれる中央区域10のトレッド部分を半径方向の最も内周側に位置する内側ゴム層12と、この内側ゴム層の外周側に位置する中間ゴム層13と、半径方向の最も外周側に位置する外側ゴム層14との少なくとも三層で構成したところにおいて、これらのそれぞれのゴム層のゴム特性を相互に相違させるとともに、それぞれの層の発泡率を、半径方向内方に位置するゴム層ほど大きくし、前記内側ゴム層12の、周方向主溝の溝底から測った厚みh1 を、その周方向主溝の深さhの70%以下2mm以上とするとともにその内側ゴム層12の厚みと中間ゴム層13の厚みとの和h2 を、周方向主溝の深さhの90%以下4mm以上とする。
請求項(抜粋):
トレッド部と、一対のサイドウォール部およびビード部とを具えるとともに、トレッド周方向に対してほぼ90 ゚の角度で延びるコードよりなるカーカスと、このカーカスのクラウン部の外周側に配設されて、トレッド周方向に対して互いに逆方向に傾いて延びるそれぞれのコードよりなる少なくとも二層のベルト層とを具え、前記トレッド部に、タイヤ赤道面を隔てて位置してトレッド周方向に連続して延びる二本一対の周方向主溝を設け、これらの周方向主溝間に挟まれる中央区域のトレッド部分を、半径方向の最も内周側に位置する内側ゴム層と、この内側ゴム層の外周側に位置する中間ゴム層と、半径方向の最も外周側に位置する外側ゴム層との少なくとも三層で構成したところにおいて、これらのそれぞれのゴム層のゴム特性を相互に相違させるとともに、それぞれの層の発泡率を、半径方向内方に位置するゴム層ほど大きくし、前記内側ゴム層の、周方向主溝の溝底から測った厚みを、その周方向主溝の深さの70%以下2mm以上とするとともに、その内側ゴム層の厚みと中間ゴム層の厚みとの和を、周方向主溝の深さの90%以下4mm以上としてなる空気入りタイヤ。

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