特許
J-GLOBAL ID:200903074948513411

機器及び回線障害検知機能を有する機械警備システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-276464
公開番号(公開出願番号):特開平7-131555
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 エンドユーザと警備会社の監視センタとの間のいかなる箇所に機器障害や回線断線箇所が存在した場合でも、機器・回線障害を検知することができる信頼性の高い警備システムを提供せんとするものである。【構成】 ユーザ宅(A)に設置される装置群の中に通話帯域外信号(T2)の発信停止を制御する機能を付加し、警報信号(T1)の通報目的で監視センタ(F)に対して自動ダイヤルを行ったときに、回線接続が出来なかったりあるいは通信が正常終了しなかったときには、通話帯域外信号(T2)を停止させるようにした。
請求項(抜粋):
警報装置が設置されているユーザ宅と、電信電話会社の中継局と、警備会社の監視センタとを公衆通信回線で接続して全体系が構成され、異常事態発生時にユーザ宅から警備会社の監視センタに警報信号を自動ダイヤルにより送信することでユーザ宅の異常事態を警備会社の監視センタに通報する機械警備システムであって、ユーザ宅には、不法侵入、盗難、火災等の異常事態を検知するセンサ群と、当該センサ群からの出力信号を常時監視し、センサ群から異常信号が検知されたときに警報信号を発信するセンサ群監視回路と、センサ群監視回路が警報信号を発信したときに監視センタに対して自動ダイヤルを行い公衆通信回線を通じて警備会社の監視センタに警報信号の送信を試行する通信回路と、通話帯域外信号の発信部を有し、この通話帯域外信号を、前記警報信号を送信する公衆通信回線に乗せて電信電話会社の交換局に対して常時送信し続けるとともに、外部からの通話帯域外信号送信停止指令を受けたときに通話帯域外信号の送信を停止する通話帯域外信号送信回路と、前記通信回路の自動ダイヤルによる監視センタとの回線接続が成功したか否か、及び監視センタへの警報信号の通報作業が正常終了したか否かを監視し、回線不接続又は通報作業の異常終了を検知したときに前記通話帯域外信号送信回路に対して通話帯域外信号送信停止指令を与える機器・回線監視回路とを備えさせ、電信電話会社の中継局には、ユーザ宅から自動ダイヤルされたときに、ユーザ宅と警備会社の監視センタとを回線接続する交換機と、公衆通信回線を通じてユーザ宅から当該中継局に対して常時送信されている通話帯域外信号の送信が停止していないか否かを常時監視する通話帯域外信号有無監視回路と、通話帯域外信号有無監視回路が通話帯域外信号の停止を検知したときに前記警報信号の送信を試行した通常回線とは別の回線である機器・回線障害連絡用回線を通じて機器・回線障害信号を警備会社の監視センタに通報する機器・回線障害信号送信回路とを備えさせ、警備会社の監視センタには、通常回線を通じて警報信号を受け取ったときにユーザ宅の異常事態の発生を報知する異常事態報知回路と、機器・回線障害連絡用回線を通じて機器・回線障害信号を受け取ったときに、ユーザ宅と警備会社の監視センタとの間に介在する機器又は回線の障害発生を報知する機器・回線障害報知回路とを備えさせてなる機器及び回線障害検知機能を有する機械警備システム。
IPC (3件):
H04M 11/04 ,  H04B 3/46 ,  H04M 3/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-093763
  • 特開昭60-064565
  • 特開平2-031298

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