特許
J-GLOBAL ID:200903074953346183

擬似3値信号伝送のためのデータ受信装置およびデータ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-398097
公開番号(公開出願番号):特開2002-199031
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】データ復調誤りに対する耐性を向上できるようにし、より高速な擬似3値伝送の実現を図る。【解決手段】トランス15に正方向の電流が流れる第1の状態“+V”については比較器17によって検出され、またトランス15に負方向の電流が流れる第2の状態“-V”については比較器18によって検出される。各比較器出力の後段には、比較器出力をサンプリングしてそのサンプリング値の時系列上の変化を検出する回路が設けられている。これにより、たとえ比較器17,18からの検出出力の後縁の鈍りによって、2サンプリング期間連続して“+V”または“-V”に対応する検出信号が出力されるような場合でもそれは1つの“+V”または“-V”の検出信号として検知される。このように、比較器出力のある特定方向への遷移を検出することにより、データ復調誤りを防止することができる。
請求項(抜粋):
トランスに正方向の電流が流れる第1の状態と、前記トランスに負方向の電流が流れる第2の状態と、前記トランスに電流が流れない第3の状態とを含む擬似3値形式に変調されたシリアルデータ列を、前記トランスが挿入された信号線対を介して受信および復調するためのデータ受信装置であって、前記信号線対の電位差を比較して前記第1の状態を検出する第1の比較器と、前記信号線対の電位差を比較して前記第2の状態を検出する第2の比較器と、前記第1の比較器から前記第1の状態に関する検出信号が発生したことを検出するために、前記第1の比較器の出力信号をサンプリングし、そのサンプリング値の時系列上の変化を検出する第1の回路と、前記第2の比較器から前記第2の状態に関する検出信号が発生したことを検出するために、前記第2の比較器の出力信号をサンプリングし、そのサンプリング値の時系列上の変化を検出する第2の回路とを具備し、前記第1および第2の回路からの出力に基づいて前記擬似3値形式に変調されたシリアルデータ列を復調することを特徴とするデータ受信装置。
IPC (3件):
H04L 25/02 303 ,  H04L 25/02 ,  H03K 19/20 101
FI (3件):
H04L 25/02 303 B ,  H04L 25/02 R ,  H03K 19/20 101
Fターム (22件):
5J042AA10 ,  5J042BA13 ,  5J042CA04 ,  5J042CA11 ,  5J042CA14 ,  5J042CA15 ,  5J042CA18 ,  5J042CA22 ,  5J042CA23 ,  5J042CA26 ,  5J042DA00 ,  5J042DA03 ,  5K029AA01 ,  5K029AA11 ,  5K029CC01 ,  5K029DD02 ,  5K029DD05 ,  5K029FF03 ,  5K029HH13 ,  5K029JJ04 ,  5K029LL11 ,  5K029LL15
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-227549

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