特許

J-GLOBAL ID：200903074956688379

有機廃棄物の発酵処理装置

発明者： 上田 昌子 ,  石田 昌彦 ,  斎藤 節雄 ,  武本 剛
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-283662
公開番号（公開出願番号）：特開平10-118624
出願日： 1996年10月25日
公開日（公表日）： 1998年05月12日
要約：

【要約】【課題】有機廃棄物の発酵槽内での滞留時間を確保し、有機廃棄物の分解率の向上を図る。【解決手段】発酵槽の内部を複数の区画に仕切り、発酵物を下流側の区画にオーバーフローによって移送するようにした有機廃棄物処理装置において、隔壁上部の空間を開閉可能な可動扉を設けるとともに、該可動扉の開閉時間及び開口率を制御する制御手段を設ける。【効果】負荷変動があった場合でも、発酵に必要な滞留時間を確保できるため、良質のコンポストを得ることができる。

請求項（抜粋）：

発酵槽内部を、上部に空間を有する複数の区画に区切り、全ての区画を貫通して水平方向に延びる回転軸を設けてそれに撹拌腕を固定し、一方の端の区画に有機廃棄物の投入口を設け、他方の端の区画に生成したコンポストの排出口を設けた発酵処理装置において、前記発酵槽内部の上部空間を各区画毎に閉じる可動扉と該可動扉開閉制御手段とを設け、該可動扉開閉制御手段を、前記コンポスト排出口を有する側の区画から順次前段の区画に向かって開閉動作が行われ、後段の扉が閉鎖されてから前段の扉が開くように設定したことを特徴とする有機廃棄物の発酵処理装置。

IPC (2件)：

B09B 3/00 ZAB ,  C05F 9/02

FI (2件)：

B09B 3/00 ZAB D ,  C05F 9/02 D