特許
J-GLOBAL ID:200903074959017190
合成樹脂中空成形体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
黒瀬 靖久 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262015
公開番号(公開出願番号):特開平6-114919
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【構成】 2枚の合成樹脂シートにより、周縁部が接合一体化された中空成形体を製造するに際し、成形操作前のシートの加熱工程を、高温での初期加熱工程と、加熱温度を漸次逓減させて行う逓減加熱工程との2段階に分けて行う。【効果】 成形用樹脂シートの所要加熱時間を短縮化し、成形サイクルを短かくすることができると共に、所要の熱エネルギーの消費量を節減し得る。
請求項(抜粋):
2枚の熱可塑性合成樹脂シートを、相互間に所定の閉鎖空間を存置する態様にて周縁部をスペーサーを介してクランプし、上記両シートを外側から加熱して軟化させたのち、周縁の上記クランプ位置の内側で上下1対の金型間に挟み込み、前記両シート間の閉鎖空間内に圧縮空気を導入して両シートを上下両金型内面に密接させる中空成形体の製造方法において、前記シートの加熱工程を、A.加熱ヒーターの加熱温度Tmをシートの成形適正温度Tfに対し2Tf〜3Tfの間の温度に設定して加熱を開始したのち、当該温度範囲を維持しながら両シートの外表面温度T1が成形適正温度Tfに対して少なくとも3/4Tf以上の温度に到達するまで加熱を継続する初期加熱工程と、B.次いで、加熱ヒーターの加熱温度を経時的にかつ最低温度1.3Tfを下限として漸次降下させ、各シートの外表面温度T1と、内表面温度T2とが成形適正温度Tfに対して、5°C>Tf-T1>-5°CTf-T2≦10°Cとなるまで加熱する逓減加熱工程と、によって実施し、次いで直ちに金型を閉鎖して成形操作を行うことを特徴とする合成樹脂中空成形体の製造方法。
IPC (4件):
B29C 49/64
, B29C 51/10
, B29C 51/42
, B29L 22:00
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