特許
J-GLOBAL ID:200903074959706149

円筒研削盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-187166
公開番号(公開出願番号):特開2001-009717
出願日: 1999年07月01日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 偏心した円筒ピンの製造を低コスト、短時間で、高精度に行う。【解決手段】 点OB (中心軸)がy軸上に位置する様に円筒ジャーナルBを把持し、その後、この工作物を回転軸Cの回りに時計回りに回転させれば、この回転中に点pの高さhを随時多数回測定しておくことにより、高さhの最大値Hを与える点Pの回転軸Cに対する回転角Ψを求めることができる。ただし、ここで、回転角Ψは点OB から左回りに測定した角度である。この時、三角形OA OBCに対する余弦公式を用いれば、「ε=S cosΨ±(E2 -S2 sin2Ψ)1/2 」を得る。円筒ジャーナルBの中心軸の回転軸Cからの高さSは、周知の従来技術により計測することができる。例えば、この様な方法で、点Pの回転角Ψを計測することにより偏心量εを求めれば、円筒ピンAの中心軸のx-y座標を正確に求めることができるため、円筒ピンAを高精度に研削することが可能となる。
請求項(抜粋):
回転軸の回りを回転可能に支持された円筒ジャーナルに対して偏心して前記円筒ジャーナルと一体成形され、前記回転軸から偏心量εだけ偏心した円筒ピンを研削する円筒研削盤において、前記円筒ピンの円周上の点pの前記回転軸からの高さhを測定する定寸装置と、前記点pの前記回転軸に対する回転角ψを測定する回転角測定手段と、前記高さhの最大値Hを与える前記円筒ピンの円周上の点Pの前記回転軸に対する回転角Ψを記憶する位相記憶手段と、前記円筒ジャーナルの中心軸の前記回転軸からの高さS、前記回転角Ψ、前記最大値H、前記円筒ピンの半径R、又は、これらS、Ψ、H、Rの内の少なくとも何れか1つに関する関連値に基づいて前記偏心量εを算出する偏心量演算手段と、前記回転角Ψと前記偏心量εに基づいて前記円筒ピンに関する研削データを算出する研削データ演算手段とを備えたことを特徴とする円筒研削盤。
IPC (2件):
B24B 49/04 ,  B24B 5/42
FI (2件):
B24B 49/04 Z ,  B24B 5/42
Fターム (8件):
3C034AA01 ,  3C034AA13 ,  3C034CA13 ,  3C034CB01 ,  3C034DD20 ,  3C043AC21 ,  3C043CC03 ,  3C043DD06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-011582
  • 特開昭63-002651

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