特許
J-GLOBAL ID:200903074961248174
内燃機関の排気浄化装置における暖機制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-310643
公開番号(公開出願番号):特開平6-159046
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】触媒温度を低下させる様々な要因に対しても、内燃機関のトルクを著しい低下状態に陥らせることなく、触媒温度を適正値に制御して排気ガスの浄化率の向上を図ることを可能とする。【構成】排気通路6の途中には、排気ガスを浄化するための触媒を備えた触媒コンバータ12が設けられている。各燃料噴射ノズル4A〜4D及びイグナイタ11はECU40に電気的に接続され、同ECU40の作動によってそれぞれの駆動タイミングが制御される。そして、ECU40は燃料カットが完了したと判断したとき、その判断結果に基づき、触媒温度が非活性温度以上になるために必要な時間に相当する遅角制御を認識し、それに応じて遅角量及び遅角時間を制御する。このため、燃料カットが完了するまでの触媒温度の低下度合いが確実に把握される。また、燃料カットが完了した直後に、点火時期を遅角制御するのでエンジン1のトルクが比較的低い状態とはなっていない。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態を検出し、その検出結果に基づいて現在の運転状態が前記内燃機関からの排気ガスを浄化するための触媒の温度低下を来す運転状態にあるか否かを判断して、その判断結果に基づき、前記触媒の温度を上昇させる内燃機関の排気浄化装置における暖機制御方法であって、前記内燃機関の運転状態の検出結果に基づき、前記触媒の温度低下を来す運転状態が完了したものと判断したとき、その判断結果に基づきそれまでの前記触媒の温度低下を来す運転状態の履歴を認識するとともに、その履歴に応じて前記触媒の温度上昇度合いを制御するようにしたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置における暖機制御方法。
IPC (2件):
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