特許
J-GLOBAL ID:200903074963697049

連続圧延機のスタンド間板厚推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172540
公開番号(公開出願番号):特開平10-015606
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 熱間連続圧延機でのミルセットアップ制御において、スタンド間の板厚推定が容易且つ高精度で行えるようにする。【解決手段】 圧延材先端部が最終以外の各スタンド通過時に実測先進率を求め、最終スタンドでは、スタンド通過時刻とその後の所定時刻との差から求めた出側圧延速度と実測ロール周速度とから実測先進率を求め、これらの実測先進率と計算で求めた先進率とを比較し、先進率計算モデルを学習し、圧延材先端部の最終スタンド通過時に、最終板厚と各スタンドのロール周速度とを同時実測し、これらと各スタンドの出側張力を加味して算出した計算先進率とから学習後の先進率計算モデルをもとに、各スタンド間の板厚を算出する。
請求項(抜粋):
複数のスタンドが並設されて成る連続圧延機でのスタンド間の板厚推定方法において、圧延材先端部が最終以外の各スタンドを通過するごとに各スタンドでの実測先進率を求め、また最終スタンドではスタンド通過時刻とその後、圧延材先端部が一定距離移動した時刻との差から算出した出側圧延材速度と該最終スタンドでの実測ロール周速度とから実測先進率を求め、これらの実測先進率と計算によって求めた先進率とを比較して、該先進率を算出するのに用いた先進率計算モデルの学習を行うと共に、圧延材先端部が最終スタンドを通過時にスタンド出側板厚と各スタンドでのロール周速度とを同一タイミングで実測して、これらの実測値と、各スタンドの出側張力をも加味して算出した計算先進率とを用いて、学習後の先進率計算モデルを基に、各スタンド間板厚を算出することを特徴とする連続圧延機のスタンド間板厚推定方法。
IPC (3件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBM ,  G05B 13/02
FI (3件):
B21B 37/00 113 B ,  G05B 13/02 Q ,  B21B 37/00 BBM

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