特許
J-GLOBAL ID:200903074965036198

鍛造荒地及び一体形クランク軸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-112146
公開番号(公開出願番号):特開2000-301280
出願日: 1999年04月20日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】形状が非対称な上下金型による荒打ち鍛造を経てクランク軸を製造する場合に、欠肉部や疵の発生が防止できる鍛造荒地を提供する。【解決手段】鍛造荒地における荒打ち後のクランクピンに相当する部位のうち、荒打ち後のクランクジャーナル相当部の中心軸Qに垂直な投影面上で、そのクランクピン相当部の中心RnとQとの間の距離を半径としQを中心とする円と、Qを含んで荒打ち圧下方向に垂直な面とが形成する交点のうちRnとの距離が小さい方の点、Q、Rnで形成される角度Tnの絶対値が15〜45 ゚を満たすn番目のクランクピン相当部と長手方向に同じ位置にある部位が、Qに垂直な断面で角度Tnが正の場合には 2〜0.6×Tn ゚、角度Tnが負の場合には 0.6×Tn〜-2 ゚傾いている鍛造荒地。ここで、nは正の整数でその最大値は気筒数、角度は、クランク軸のフロント側から見て左回りの場合が正の値、右回りの場合が負の値とする。
請求項(抜粋):
形状が非対称な上金型と下金型を用いた荒打ち鍛造に供される鍛造荒地における荒打ち後の半鍛造品のクランクピンに相当する部位のうち、荒打ち後の半鍛造品のクランクジャーナルに相当する部分の中心軸に垂直な投影面上で、そのクランクピンに相当する部分の中心とクランクジャーナルに相当する部分の中心軸との間の距離を半径としクランクジャーナルに相当する部分の中心軸を中心とする円と、クランクジャーナルに相当する部分の中心軸を含んで荒打ちの圧下方向に垂直な面とが形成する2つの交点のうち前記クランクピンに相当する部分の中心との距離が小さい方の点、クランクジャーナルに相当する部分の中心軸、及び、前記クランクピンに相当する部分の中心で形成される角度Tnの絶対値が15〜45 ゚を満たすn番目のクランクピン相当部と長手方向に同じ位置にある部位が、クランクジャーナルに相当する部分の中心軸に垂直な断面において、角度Tnが正の場合には2〜0.6×Tn ゚、角度Tnが負の場合には0.6×Tn〜-2 ゚傾いている一体形クランク軸の鍛造荒地。なお、nは正の整数でその最大値は気筒数である。角度は、クランク軸のフロント側から見て左回りの場合が正の値、右回りの場合が負の値とする。
IPC (3件):
B21K 1/08 ,  B21J 1/04 ,  B21J 5/02
FI (3件):
B21K 1/08 ,  B21J 1/04 ,  B21J 5/02 A
Fターム (25件):
4E087AA04 ,  4E087AA05 ,  4E087AA10 ,  4E087BA14 ,  4E087BA17 ,  4E087CA11 ,  4E087CA15 ,  4E087CA33 ,  4E087CB01 ,  4E087CB04 ,  4E087DA04 ,  4E087DA05 ,  4E087DB02 ,  4E087DB07 ,  4E087DB15 ,  4E087DB16 ,  4E087DB23 ,  4E087DB24 ,  4E087EC01 ,  4E087EC12 ,  4E087EC22 ,  4E087EC37 ,  4E087EC46 ,  4E087EC54 ,  4E087HA32
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • クランク軸の製造技術
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-261962   出願人:住友金属工業株式会社
  • 鍛造プレス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-087740   出願人:高田安平
  • クランク軸の鍛造方
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-081058   出願人:高田安平

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