特許
J-GLOBAL ID:200903074967118213

履帯式車両に用いられるショック緩和機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345256
公開番号(公開出願番号):特開平9-156546
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】履帯式車両において板バネ7を用いたショック緩和機構の働きをより良くする。【解決手段】ショック緩和機構は、車両本体のセンタ-フレ-ム9に固定された板バネ7と、左右の板バネ端部受け8A、8Bと、車両本体に固定されたゴム弾性受け部材30とから成り、ゴム弾性受け部材30は、板バネ7の中央部7Cから両端部7A、7Bにかけての途中位置の上方にあって、上下に変位する板バネ7両端部7A、7Bに対して上から当接し、地面からのショックが小のとき、板バネ7両端部7A、7Bがゴム弾性受け部材30に当接しない範囲で変位するとと共に、ショックが大のとき、板バネ7がゴム弾性受け部材30に当たって変位する。
請求項(抜粋):
車両本体1の駆動軸に取り付けられたスプロケット2と、従動輪3と、上記スプロケット2及び従動輪3に渡って装着された履帯4と、上記履帯4を押圧するトラックロ-ラ6と、上記トラックロ-ラ6を支持する左右のトラックフレ-ム5と、から成る履帯駆動機構を備えた履帯式車両の上記左右のトラックフレ-ム5に連接され、上記トラックロ-ラ6が履帯4を介して受けたショックを緩和する為のショック緩和機構に於て、上記ショック緩和機構は、上記車両本体1のセンタ-フレ-ム9に固定された板バネ7と、上記左右のトラックフレ-ム5のそれぞれに固定された左右の板バネ端部受け8A、8Bと、上記車両本体1に固定されたゴム弾性受け部材30とから成り、上記板バネ7は、その中央部7Cが固定され、上記中央部7Cから左右方向Yに沿って延び、且つその両端部7A、7Bが上記板バネ端部受け8A、8Bに当たった状態で上記トラックフレ-ム5を上から弾発的に抑えると共に、上記トラックフレ-ム5の上下動に伴って上下に変位し、更に上記ゴム弾性受け部材30は、上記板バネ7の中央部7Cから両端部7A、7Bにかけての途中位置の上方にあって、上記上下に変位する板バネ7両端部7A、7Bに対して上から当接し、上記地面からのショックが小のとき、上記板バネ7両端部7A、7Bがゴム弾性受け部材30に当接しない範囲で変位するとと共に、ショックが大のとき、上記板バネ7がゴム弾性受け部材30に当たって変位することを特徴とする履帯式車両に用いられるショック緩和機構。

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