特許
J-GLOBAL ID:200903074967237883

コンクリート橋脚の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200885
公開番号(公開出願番号):特開平11-029910
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 張り出し部施工のための支保工を不要とし、かつ横幅が一定の橋脚を低コストで構築できるようにする。【解決手段】 脚部を構築する工程において柱部74と共に、柱部74の両側にプレキャストコンクリート板を壁材とする空洞壁体58、76により空洞部56を構築し、張り出し部72を構築する工程では、柱部74の最上部および張り出し部72を構築するためのコンクリート型枠84を、脚部の構築工程で構築した柱部74および空洞壁体76の上に設置し、そのコンクリート型枠84内にコンクリートを打設する。したがって、張り出し部72を構築するために従来のように支保工を組み立てたり解体する必要がない。
請求項(抜粋):
プレキャストコンクリート板により形成したコンクリート型枠を設置し、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設して鉄筋コンクリートの橋脚を構築する方法であって、前記橋脚の脚部を構築する脚部構築工程と、前記橋脚の張り出し部を構築する張り出し部構築工程とを含み、前記脚部構築工程では、柱部を構築する箇所に鋼材から成る複数の曲げ主材を立設する曲げ主材立設ステップと、内側に配筋を施した前記コンクリート型枠を前記曲げ主材を内側にして設置する型枠設置ステップと、設置した前記コンクリート型枠の両側で前記張り出し部の鉛直下方の箇所に、プレキャストコンクリート板製の壁材を用いて横断面外形が前記張り出し部の横断面外形とほぼ同一となるように空洞部を構築する空洞部構築ステップと、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設するコンクリート打設ステップとを含む工程を繰り返すことで柱部とその両側の空洞部からなる脚部を所定の高さに構築し、前記張り出し部構築工程では、柱部の最上部およびその両側の前記張り出し部を構築するための、内側に配筋を施したコンクリート型枠を、前記曲げ主材を内側にして、前記脚部構築工程で構築した柱部および空洞部の上端上に設置し、設置した前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設する、ことを特徴とするコンクリート橋脚の構築方法。
IPC (3件):
E01D 19/02 ,  E01D 21/00 ,  E04B 1/35
FI (3件):
E01D 19/02 ,  E04B 1/35 K ,  E01D 21/04

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