特許
J-GLOBAL ID:200903074971618417

高強度高延性ビードワイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284124
公開番号(公開出願番号):特開平5-098349
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 過共析鋼における粒界初析セメンタイトの生成を完全に阻止することにより、高減面率の伸線加工を可能とし、C含有率を高めた効果を十分生かしたビードワイヤ用高強度鋼線の製造方法を提供する。【構成】 C:0.90〜1.25%、Si:0.15〜1.5%、Mn:0.3 〜1.0 %、Cr:0.1 〜1.0 %を含む鋼線を加熱してオーステナイト化したのち、(1)式数1で規定される範囲の冷却速度で400 〜650 °Cに保持された冷媒中に焼き入れ、引き続き該冷媒中で恒温変態を完了させることにより初析セメンタイトを含まない微細パーライト組織とする。加工度86.0〜94.0%で伸線加工を施し、伸線加工後の鋼線を350 〜450 °Cでブルーイングし、さらにこれに矯正加工を付与する。【数1】Y≦0.16logX+0.82 (1)ただし、Yは鋼のC含有率(%)、Xは冷却速度(°C/sec)を示す。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.90〜1.25%、Si:0.15〜1.5 %、Mn:0.3 〜1.0 %、Cr:0.1 〜1.0 %、残余Feおよび不可避的不純物からなる鋼線を加熱してオーステナイト化したのち、(1)式数1で規定される範囲の冷却速度で400〜650°Cに保持された冷媒中に焼き入れ、引き続き該冷媒中で恒温変態を完了させることにより初析セメンタイトを含まない微細パーライト組織としたのち加工度86.0〜94.0%で伸線加工を施し、伸線加工後の鋼線を350〜450°Cでブルーイングし、さらにこれに矯正加工を付与することを特徴とする高強度高延性ビードワイヤの製造方法。【数1】 Y≦0.16logX+0.82 (1)ただし、Yは鋼のC含有率(%)、Xは冷却速度(°C/sec)を示す。
IPC (4件):
C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-153633
  • 特開昭58-023525
  • 特開昭63-004016
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