特許
J-GLOBAL ID:200903074982759071
自由電子レーザ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331154
公開番号(公開出願番号):特開平5-145200
出願日: 1991年11月19日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 自由電子レーザにおいて、連続的なレーザ光を得て狭帯域のスペクトラム幅を得る。【構成】 2台の光共振器40,42を直交配置し、その直交位置に半透過鏡52を45°の角度で配置する。光路OAを光路OBよりもやや短くし、光路OCを光路ODよりもやや短くする。ライナック18から電子ビームパルス12を出射してアンジュレータ22に通すことにより光パルスが発生する。この光パルスは光共振器40,42で反射を繰り返すが、光路長が異なっているため光パルスは徐々に広がっていき、最後には連続的な光となる。したがって、アンジュレータ22において電子ビームパルス12との相互作用で発振するレーザ光は連続的で狭帯域となる。
請求項(抜粋):
電子ビームパルスを出射する電子ビーム加速器と、この出射された電子ビームパルスを入射するアンジュレータと、このアンジュレータを挾んでその軸上に一対の鏡を対向配置して構成された第1の光共振器と、この第1の光共振器と直交する位置に一対の鏡を対向配置して構成された第2の光共振器と、前記第1の光共振器および前記第2の光共振器の直交位置にこれら光共振器の軸方向に対して45°の角度で配設された半透過鏡とを具え、前記第1の光共振器と前記第2の光共振器は前記半透過鏡で分けられた光が進む2方向の光路長が少くとも1箇所については互いに異なる長さに設定されており、かつ前記第1の光共振器および第2の光共振器を構成する前記鏡のうち少くとも1つは半透過鏡で構成されてなる自由電子レーザ。
IPC (2件):
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