特許
J-GLOBAL ID:200903074988606471

ファジィ論理出力の非ファジィ化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280711
公開番号(公開出願番号):特開平7-219605
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 単純化により高速化した非ファジィ化方法を使用することにより、比較的廉価なファジィ論理コントローラで実現可能なファジィ論理処理モジュール101を提供する。【構成】 本ファジィ論理モジュールによる処理は、入力信号の現在値が入力メンバーシップ関数を満足する程度を表す「ルール強度値」を決定し、つぎに出力メンバーシップ関数に割当られたルール強度値に基づき重心を決定する。ルール強度と、それがコマンド出力値に及ぼす影響との間の非線形関係を反映するように、大きさが調整される「影響値」で各出力メンバーシップ関数を表すことにより、重心を決定する。事前に計算した重心により重み付けされた影響値を使用し、区分求積を使用せずに重心530を正確に近似する。
請求項(抜粋):
異なる信号源からの複数の入力信号の変換に適したファジィ論理コントローラであって、それぞれのルールが、1つの出力メンバーシップ関数と、前記入力信号に関連している1つまたはそれ以上の入力メンバーシップ関数との組合わせを示すデータを含む、複数のルールを格納する手段と、当該ルールの入力メンバーシップ関数が満足している場合、前記ルールのそれぞれの出力メンバーシップ関数から、前記出力信号に対する推奨値を表す面積中心の値を引き出す手段と、前記ルールのそれぞれの出力メンバーシップ関数から、少なくとも1つの入力メンバーシップ関数が満足する程度を示すルール強度の値を、そのルール強度の値が前記出力コマンド信号の値を変える程度を表す影響値に変換する、影響伝達関数を引き出す手段と、それぞれのルール強度値が、与えられたルールの入力メンバーシップ関数が1つまたはそれ以上の前記入力信号の現在値によって満足する程度を示している、複数のルール強度値の現在値をつくり出すために、前記ルールのそれぞれの入力メンバーシップ関数に関連する前記入力信号の現在値を評価する手段と、そのルールの影響値の現在値を引き出すため、前記ルールのそれぞれに関連する影響伝達関数をそのルールの前記ルール強度の現在値に適用する手段と、隣接出力メンバーシップ関数間でオーバーラップする領域を表す交差部分の面積中心の値をつくる手段と、前記オーバーラップする領域のそれぞれを代表する負の影響値であって、少なくとも1つの前記隣接出力メンバーシップ関数のルール強度から引き出される前記負の影響値をつくる手段と、前記負の影響値の和だけ減算された、前記ルールの全影響値の現在値を加算することによって全面積の値をつくる手段と、各ルールの影響値の現在値に、そのルールの面積中心の値を乗算することによりつくられた積を加算することにより、全モーメントアームの値をつくり、そして前記全モーメントアームの値を、前記負の影響値に、その関連する交差部分の面積中心の値を乗算することによりつくられた積の和だけ減少する手段と、前記全モーメントアームの値を前記全面積の値で割算することにより前記出力コマンド信号をつくる手段と、を含むことを特徴とするファジィ論理コントローラ。
IPC (2件):
G05B 13/02 ,  G06F 9/44 554

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