特許
J-GLOBAL ID:200903074992735731
車両用視線方向計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-040393
公開番号(公開出願番号):特開平7-229714
出願日: 1994年02月15日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 運転者が眼鏡装着時にも、精度よく視線方向を計測する。【構成】 HUD表示された視線スイッチエリア26の運転者の注視部位が視線停留判断部23で判断され、注視部位に応じてコントローラ切り替え部27を介して各種制御を行なう視線スイッチシステムにおいて、視線方向を求めるため第1、第2の発散照明1、2による眼球13の画像がカラーカメラ4で撮像される。画像データはRGB別に出力され、網膜反射像抽出部7ではR(赤色)の画像データから網膜反射像を得て瞳孔中心を求める。角膜反射像抽出部8では網膜反射像位置を基にその他の色の画像データから角膜反射像を抽出して、視線方向算出部10で瞳孔中心と角膜反射像とから視線方向を求める。 網膜反射像に特有の赤色成分により網膜反射像が確実容易に識別されるから、精度よく視線方向が求められる。
請求項(抜粋):
運転者の眼球を異なる方向から照射する複数の照明と、該複数の照明による眼球からの反射像を撮像する撮像装置を備えて各照明毎の画像デ-タを得る画像入力手段と、前記画像デ-タから網膜反射像を抽出して瞳孔中心を算出する網膜反射像抽出手段と、前記画像デ-タから角膜反射像を抽出する角膜反射像抽出手段と、前記抽出された角膜反射像と瞳孔中心より運転者の視線方向を算出する視線方向算出手段とを有し、前記画像入力手段は、前記画像デ-タとして網膜反射像に特有の色成分を有する画像デ-タとその他の色成分を有する画像デ-タとを得、前記網膜反射像抽出手段は、前記網膜反射像に特有の色成分を有する画像デ-タを用いて他の反射像から識別して網膜反射像を抽出し、前記角膜反射像抽出手段は、前記網膜反射像の位置を基に角膜反射像を抽出するものであることを特徴とする車両用視線方向計測装置。
IPC (2件):
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