特許
J-GLOBAL ID:200903074998076020

ブラシレス直流モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271342
公開番号(公開出願番号):特開平6-121582
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 ホール素子などの位置検出素子を必要としない、モータの小型化・薄型化を可能とするブラシレス直流モータを提供する。【構成】 永久磁石回転子20の回転に応じて出力する周波数発電機1の2相周波数信号より回転方向と回転移動量をそれぞれ方向検出回路3とカウント回路4で検出する。位相調整回路5は回転方向指令14に応じてカウント回路4の計数値よりアドレス信号を作成し、波形発生回路6はそのアドレス信号をもとに関数テーブルより3相の位置信号を作成して出力する。電力供給回路7は3相の位置信号に応じた駆動電流をそれぞれ固定子巻線11,12,13に供給して回転子を回転させる。また固定子巻線に印加される複数相の電圧を比較して得られた位相信号をもとにモータが最大効率で運転されるように位相補正を行う。
請求項(抜粋):
複数個の磁極を有する回転子と、前記回転子に所定の空隙を有して配設された複数相の固定子巻線と、前記回転子の回転数に比例した複数相の周波数信号を発生する周波数発電機と、前記複数相の周波数信号より前記回転子の回転方向を検出し方向信号を出力する方向検出手段と、前記方向信号に応じて前記周波数発電機の少なくとも1つの周波数信号のパルスをカウントするカウント手段と、前記カウント手段の計数値より回転子の初期値を演算し初期値を前記カウント手段に出力する初期位置検出手段と、前記複数相の固定子巻線に印加される少なくとも2相の電圧を比較して位相信号を出力する位相検出手段と、回転方向指令に応じて前記カウント手段の計数値を所定の値だけ加減算させ、前記位相信号に応じて前記カウント手段の計数値を調整する位相調整手段と、前記位相調整手段の出力に応じた複数相の波形信号を発生する波形発生手段と、前記複数相の波形信号に応じた電流を固定子巻線に供給する電力供給手段より構成されたことを特徴とするブラシレス直流モータ。

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