特許
J-GLOBAL ID:200903075007883361

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280880
公開番号(公開出願番号):特開平10-118058
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 チルト計測時、X線管内のガタにより、X線ビームのシフト補正が正常に動作せず、X線ビームのシフトによりスライス像に顕著なリングアーチファクトが現れてしまう課題がある。【解決手段】 本発明は、予めチルト角度θに対するX線ビーム位置シフト量を測定し、シフト量f(θ)を予測計算部7内のメモリに記憶しておく。計測開始時にチルト角度θから対応するシフト量f(θ)の値を読み出し、駆動制御装置8でX線管球1の位置制御を行いX線ビーム位置のシフト補正を行う。シフト補正後に得られるX線ビームを用いて計測されたデータを画像再構成してリングアーチファクトを低減したスライス像を得る。
請求項(抜粋):
X線源・このX線源からのX線をファンビーム化するコリメータ・X線源及びコリメータに被検体計測空間を介して対向配置された多チャンネルX線検出器・を持つX線スキャナを備え、X線スキャナのチルト角を変更可能なX線CT装置において、各チルト角に対するファンビーム位置変化量を格納するメモリと、X線スキャナを測定チルト角に設定する手段と、設定されたチルト角に対応するファンビーム変化量を上記メモリから読み出し、ファンビーム位置を基準ファンビーム位置になるようにX線管の位置制御を行う手段と、この基準ファンビーム位置にした後でX線CT計測又は撮影を行う手段と、より成るX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 321
FI (2件):
A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 321 K

前のページに戻る