特許
J-GLOBAL ID:200903075010901923

振動ジヤイロ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272629
公開番号(公開出願番号):特開平5-113335
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 周囲温度の変化に影響されずに、振動子を十分安定して自励振動させることができ、角速度を常に高精度で検出できる振動ジャイロを提供する。【構成】 横断面形状が多角形の振動体1の非平行な第1,第2の側面1a,1b に、少なくとも振動体の幅方向に二分割した電極15a,15b,15c,15d を有する第1,第2の圧電素子15,16 を有する振動子3をインピーダンス素子Z1,Z2,Z3,Z4 を介して駆動手段4により所定の振動方向に振動させ、その各電極と対応するインピーダンス素子とのそれぞれの接続点17a,17b,17c,17d における出力から、第1の演算手段7a,7b,8 により(Va-Vb+Vc-Vd) を演算すると共に、第2の演算手段12により(Va-Vb-Vc+Vd) または(Va+Vb-Vc-Vd) を演算し、第1の演算手段の出力を駆動手段に帰還して振動子を所定の振動方向に自励振動させると共に、第2の演算手段の出力に基づいて角速度を検出する。
請求項(抜粋):
横断面形状が多角形の振動体の第1の側面に貼着した少なくとも該振動体の幅方向に二分割した電極を有する第1の圧電素子および、前記第1の側面と非平行な第2の側面に貼着した少なくとも該振動体の幅方向に二分割した電極を有する第2の圧電素子を有し、互いに直交する方向に振動可能に支持された振動子と、前記第1および第2の圧電素子の各電極に接続したインピーダンス素子と、これらインピーダンス素子を介して前記第1および第2の圧電素子の各電極に駆動電圧を印加して前記振動子を所定の振動方向に振動させる駆動手段と、前記振動子の所定の振動方向において屈曲状態が等しくなる前記第1および第2の圧電素子のそれぞれの一方の電極と対応する前記インピーダンス素子とのそれぞれの接続点における出力をVaおよびVc、前記第1および第2の圧電素子のそれぞれの他方の電極と対応する前記インピーダンス素子とのそれぞれの接続点における出力をVbおよびVdとするとき、(Va-Vb+Vc-Vd)を演算する第1の演算手段と、(Va-Vb-Vc+Vd)を演算する第2の演算手段とを具え、前記第1の演算手段の出力を前記駆動手段に帰還して前記振動子を前記所定の振動方向に自励振動させ、前記第2の演算手段の出力に基づいて前記振動子を前記所定の振動方向と直交する方向に振動させる角速度を検出するよう構成したことを特徴とする振動ジャイロ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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