特許
J-GLOBAL ID:200903075014633494
オーブンで使用可能な食品用トレー及びその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-523246
公開番号(公開出願番号):特表2001-509113
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】本発明はオーブンで使用可能な食品用トレー(1)及びその製造方法に関するものである。板紙または厚紙のトレーに、本発明による少なくとも1つの高分子コーティング(3、4)の層が供給される。トレーの少なくとも食品と接触する側にこのコーティング層が形成され、また、このコーティングは、交互に並ぶ珪素と酸素原子を有する無機系の連鎖または架橋高分子主鎖を有し、有機系の基または有機系の鎖により形成される側鎖及び/又は架橋結合を含む重合架橋構造を為している。トレー(1)は、反応性成分を含み、重合されて耐熱性で且つ耐油脂性のガラス状コーティング(3、4)を形成する混合液を、板紙(2)の少なくとも一方の面に、好適には両面に展着し、このようにして得られるコーティングされた板紙からトレーを成形することにより製造される。重合される成分は、エポキシド等の架橋有機化合物がそれと反応するオルガノシランであってよい。このようにして得られるコーティングされたトレーは耐水性で且つ耐油脂性であり、通常のオーブンや電子レンジの操作温度に耐えることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの耐熱性高分子コーティング(3、4)の層を備えた板紙または厚紙のボード基材(2)からなるオーブンで使用可能な食品用トレー(1)であって、前記コーティング(3、4)がトレーの食品と接触する側に設けられており、また、前記コーティングが、有機系の基または鎖により形成される側鎖及び/又は架橋結合を含み、珪素と酸素原子が交互する無機系の鎖状の又は架橋高分子主鎖で構成される重合架橋構造からなっていることを特徴とする。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: