特許
J-GLOBAL ID:200903075018526706

脳硬膜下の記録脳波による脳内双極子の追跡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203298
公開番号(公開出願番号):特開平10-024024
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 患者の負担の軽減と、脳外科手術箇所の決定精度を向上させる。【解決手段】 脳硬膜下に挿入した記録電極によって脳波情報を収集する脳波収集装置2と、X線CT写真とMRI写真からの情報を読み取る透過型イメージ・スキャナ1と、頭蓋骨の内側立体形状と脳実質の立体形状を作成し、記録電極位置を座標数値化して伝達行列を計算し、さらに、推定双極子位置、電位の大きさと方向を脳実質の立体形状上にスーパー・インポーズするコンピュータ3と、スーパー・インポーズされた双極子位置等を表示する表示装置4とによって構成した。
請求項(抜粋):
脳硬膜下に挿入した記録電極によって脳電位情報を収集する脳波収集装置と、X線CTによる複数の脳断層写真およびMRIによる複数の脳断層写真を読み取り、読み取った前記写真情報をコンピュータに格納する透過型イメージ・スキャナと、前記透過型イメージ・スキャナが読み取った複数のX線CT写真情報から構築した頭蓋骨の内側立体形状と、複数のMRI写真情報から構築した脳実質の立体形状とを作成すると共に、前記X線CT写真情報から3次元座標化した記録電極位置の3次元座標値と前記立体形状情報とに基づいて脳2層構造での伝達行列計算を行い、さらに、前記記録電極によって記録した脳波の1個又は2個の等価双極子計算を行い、その計算結果を脳実質の3次元立体形状上にスーパー・インポーズするコンピュータと、前記3次元立体形状上にスーパー・インポーズされた計算結果である双極子の位置、電位の大きさと方向、および測定電位と計算電位との近似度を表示する表示装置と、によって構成したことを特徴とする脳硬膜下の記録脳波による脳内双極子の追跡装置。
IPC (2件):
A61B 5/04 ,  A61B 6/12
FI (2件):
A61B 5/04 Z ,  A61B 6/12

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