特許
J-GLOBAL ID:200903075025995860

液体注出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277424
公開番号(公開出願番号):特開平10-101113
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 操作部材の押下げとその弾性復帰とで容器体内液体を吸上げ、注出できる容器において、吸込み弁と吐出弁の構成を簡易化し、かつノズル孔と容器体内への外気供給孔の開閉が可能とした。【解決手段】 容器体1と、該容器体内へ下部を垂下させた主筒11と、該主筒内へ回動可能に嵌合させた回動筒31と、上記主筒の底板16に貫設した吸上げ筒17上部と回動筒31の下部とを回動可能に連結して吸込み弁49と吐出弁48とを形成する弁体41と、回動筒下部内から起立する操作部材51とからなり、回動筒31外面へ吐出弁48とノズル孔20a とを連通する第1溝37を、又主筒11の外気供給孔19への外気供給用第2溝38を、それぞれ穿設し、操作部材51を介して回動筒31を回動可能として、該回動でノズル孔基端面と外気供給孔19とが回動筒31外壁面で密閉可能とした。
請求項(抜粋):
口頸部2を起立する容器体1と、上記口頸部に嵌合させた装着筒14により、筒体13下半を容器体1内へ垂下させると共に、該筒体の下端面を閉塞する底板16の中央部に吸上げ筒17を貫設して、該吸上げ筒の下部から吸上げパイプ18を容器体内へ垂下し、又上記容器体上方へ起立する筒体13上部からノズル20を前方へ突出する主筒11と、上記底板16の上方へ起立する吸上げ筒上部外面へ、弾性ある下板43下面から外周部42を残して垂設した嵌合筒44を嵌合させると共に、下板43中央部から起立する短棒45上端に弾性外向きフランジ46を付設し、又上記嵌合筒44と短棒45との間の下板部分に連結片を残して透孔47を穿設した弁体41と、上記主筒11内へ回動可能に、かつ凹凸の係合手段により抜出し不能に筒体を嵌合させると共に、筒体下端に付設した内向きフランジ33内周から、上記透孔47を有する下板部分を下端面により囲んで短筒34を起立し、かつ該短筒上端面へ上記弾性外向きフランジ46下面を載置し、更に下板43の外周部により閉塞させて、短筒34周圍の内向きフランジ部分に弁孔35を穿設した回動筒31と、上記回動筒31の下部内周面へ下端筒部52を固定させて、弾性を有する蛇腹状筒53を圧縮可能に起立させると共に、該蛇腹状筒上端から主筒11上方まで筒部を起立して、該筒部上端面に頂板55を横設した操作部材51とを有し、上記弁体の弾性外向きフランジ46と回動筒31の短筒34とで吸込み弁49を、又弁体41の下板外周部42と、回動筒31の弁孔35とで吐出弁48を、それぞれ形成し、又回動筒31外面には、上記吐出弁48とノズル孔20a とを連通させる第1溝37と、主筒11の筒部下半に穿設した外気供給孔19への外気供給用の第2溝38とを穿設し、更に上記操作部材51と回動筒31とを共に回動させる係合手段を設けて、主筒11に対する回動筒31の回動で、ノズル孔20a の基端開口面と外気供給孔19とが回動筒外壁面により密閉可能に形成したことを特徴とする液体注出容器。
IPC (2件):
B65D 47/34 ,  B65D 47/40
FI (2件):
B65D 47/34 B ,  B65D 47/40 Z

前のページに戻る