特許

J-GLOBAL ID：200903075026555030

アルミニウム合金ろう付け用ろう材ワイヤ

発明者： 沖 義人 ,  倉増 幸雄 ,  望月 まさ江
出願人/特許権者： 日本軽金属株式会社
代理人 (1件)： 中本 菊彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-016046
公開番号（公開出願番号）：特開2005-205466
出願日： 2004年01月23日
公開日（公表日）： 2005年08月04日
要約：

【課題】 低温ろう付け温度でアルミニウム鋳物のろう付けを容易にし、製造サイクルタイムの短縮及び生産性の向上が図れると共に、製品へのエネルギコストの低廉化を図れるようにすること。【解決手段】 アルミニウム合金製の鞘と、該鞘の中に金属体とフラックスからなる混合物が充填されているアルミニウム合金ろう付け用ろう材ワイヤであって、鞘にアルミニウム珪素(Al-Si系)合金を使用し、混合物に、酸化膜の少ない銅粉末と、フッ化セシウム系非腐食性フラックスを混合した粉末を使用して、鞘と金属体の共融時の温度を530°C以下にする。

請求項（抜粋）：

アルミニウム合金製の鞘と、該鞘の中に充填される金属体とフラックスの混合物とからなるアルミニウム合金ろう付け用ろう材ワイヤであって、 上記鞘にアルミニウム珪素(Al-Si系)合金を使用し、上記混合物に、酸化膜の少ない銅粉末と、フッ化セシウム系非腐食性フラックスを混合した粉末を使用して、上記鞘と金属体の共融時の温度を530°C以下にする、ことを特徴とするアルミニウム合金ろう付け用ろう材ワイヤ。

IPC (3件)：

B23K35/28 ,  B23K35/363 ,  C22C21/00

FI (3件)：

B23K35/28 310Z ,  B23K35/363 G ,  C22C21/00 D

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 米国特許第5,418,072号(請求項1、第4欄第62行〜第5欄第27行、第6欄第8行〜第14行)
  
• フラックス含有アルミニウム合金ろう材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-306362   出願人：昭和アルミニウム株式会社

審査官引用 (2件)

• 継目なしリング状ブレージング材及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-296877   出願人：株式会社鮮光金属
• アルミニウム又はアルミニウム合金接合用線状ろう材及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-160612   出願人：日本軽金属株式会社