特許
J-GLOBAL ID:200903075032407094

インクジェットヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-014699
公開番号(公開出願番号):特開2002-210989
出願日: 2001年01月23日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【課題】インク室においてインクの吐出に係る圧力の発生に不要な領域を除去しつつ、電極の断線を確実に防止することができ、駆動電圧に基づいて正確にインクを吐出させることができるようにする。【解決手段】電極5は、インク室4の内側面3c及び隔壁3の後端面3bと90度よりも大きな角度をなす傾斜面3aを介して、インク室4の内側面3cから隔壁3の後端面3bに連続して形成した。インク室4の内側面3cと隔壁3の後端面3bとの間の角部において電極5の厚みが不十分となることがないため、インクジェットヘッド20の組立作業時において、インク室4の内側面3cと隔壁3の後端面3bとの間の角部に他の部品が当接した場合にも、この部分において電極5の一部が脱落することによる電極5の断線を生じることがなく、電極5と駆動回路との電気的接続状態を確実に維持することができる。
請求項(抜粋):
長手方向の両端が基板の前後の端面に開放する複数の溝状のインク室をそれぞれの間に隔壁を挟んで圧電材料の基板の上面に形成するとともに、各インク室内で互いに対向する一対の隔壁の内側面のそれぞれに基板の後端面に連続する電極を形成したアクチュエータ部と、を備えたインクジェットヘッドにおいて、各隔壁におけるインク室の内側面及び隔壁の後端面とのなす角度が鈍角となる面を、インク室の深さ方向について少なくとも電極の形成領域を含む範囲に形成したことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 A
Fターム (10件):
2C057AF66 ,  2C057AF93 ,  2C057AG45 ,  2C057AG85 ,  2C057AP02 ,  2C057AP11 ,  2C057AP22 ,  2C057AP54 ,  2C057BA05 ,  2C057BA14

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