特許
J-GLOBAL ID:200903075032687232

雑音抑圧装置および雑音抑圧処理プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191558
公開番号(公開出願番号):特開平11-038998
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成や処理により、S/N比を改善するとともに聴感的な音質を向上することができる雑音抑圧装置等を提供する。【解決手段】 入力フレーム信号の音声/非音声を判別する音声/非音声判別部32と、上記フレーム信号のスペクトル情報を出力するフーリエ変換部33と、雑音のスペクトル情報を推定する雑音スペクトル推定部35と、推定された雑音のスペクトル情報にサブトラクト係数を乗算して上記フレーム信号のスペクトル情報から減算する振幅スペクトル引算部34と、この振幅スペクトル引算部34の出力中の振幅値が負となる周波数成分の個数を計数する振幅負値計数部37と、該計数値が所定数以下となるまで上記サブトラクト係数の値を段階的に小さくするサブトラクト係数設定部38と、上記振幅負値計数部37の出力を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部40とを備えた雑音抑圧装置。
請求項(抜粋):
フレーム分割された音声信号を音声フレーム信号と非音声フレーム信号とに判別する音声判別手段と、上記フレーム信号のスペクトル成分を分析してスペクトル情報を出力するスペクトル分析手段と、雑音のスペクトル情報を推定する雑音スペクトル推定手段と、上記雑音スペクトル推定手段により推定された雑音のスペクトル情報に所定の係数を乗算し、上記フレーム信号のスペクトル情報から減算するスペクトル減算手段と、上記スペクトル減算手段が出力するスペクトル情報を分析し、上記係数が適切であるかを評価する評価手段と、上記評価手段の評価結果に基づき上記係数の値を変更する係数変更手段と、上記評価手段の評価結果が所定の条件を満足するまで、上記スペクトル減算手段から上記評価手段、上記係数変更手段にわたる処理を繰り返すように制御する制御手段と、上記スペクトル減算手段の出力のスペクトル情報を時間領域の信号に変換する時間領域信号変換手段と、を具備することを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (2件):
G10L 9/00 ,  G10L 3/02 301
FI (3件):
G10L 9/00 F ,  G10L 9/00 C ,  G10L 3/02 301 D

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