特許
J-GLOBAL ID:200903075033955133

車輌駆動列油圧カップリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-516589
公開番号(公開出願番号):特表平9-501219
出願日: 1993年03月08日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】油圧カップリング(32)は、2つの回転部材間の結合を制御するために油圧ポンプ(48)によってケーシングの流入口(58)からケーシングの流出口(78)の中を通る圧送を制御する制御弁(80)を備える。ケーシング(34)は回転部材の一方に連結され、5つ乃至7つの外歯を有するインペラー(50)が他方の回転部材に連結され、且つインペラーの歯の数よりも1つ多い歯を有する内リング歯車(54)とかみ合わされて十分なポンプ容量を与え、ポンプは比較的一定なポンプ圧力を有しながらブレーキとして作用する。制御弁(80)は温度変化を補償するバイメタル弁要素(82)を備え、該弁要素は又、一定な操作速度以上で遅れなしに即座の結合を行わせるための速度感応弁閉鎖体(104)を備える。凹部(98)内に制御弁(80)のバイイメタル弁要素(82)を取り付けることにより温度補償の正確な制御が行われる。
請求項(抜粋):
圧油を収容するハウジング内の車両駆動列ようのもので、回転軸線を中心とする一対の回転部材を回転自在に結合するための油圧カップリングであって、ハウジング内で回転軸線を中心に回転でき、かつ回転部材の一方に連結された中空構造のケーシングと、回転軸線に沿ってケーシング内に置かれ、そして、他方の回転部材に回転自在に連結され、5乃至7の外歯を有するインペラーを備えた油圧ポンプとを有し、油圧ポンプは又、ケーシングによって、歯付インペラーに関して偏心して回転できるように取付けられた内リング歯車を備え、内リング歯車は、ケーシングと歯付インペラーとの間の相対回転の際ポンプ作用を行なわせるために、インペラーの歯よりも1つ多い数の内歯を有し、かつインペラーとかみ合い関係にあり、油圧ポンプによって圧油をケーシングの中へ圧送する流入口と、圧送された圧油の流れる流出口と、インペラーと内リング歯車とを回転自在に結合させ、これによって一対の回転部材を互いに結合させるため、圧送された油が所定圧力に達したとき、流出口を閉じる制御弁とを更に有する、油圧カップリング。
IPC (2件):
F16D 43/284 ,  F16H 48/20
FI (2件):
F16D 43/284 M ,  F16H 1/455
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-253530
  • 特開平4-064721
  • 特開昭61-282645

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