特許
J-GLOBAL ID:200903075048728796

符号分割多元接続受信機及び周波数誤差検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-018245
公開番号(公開出願番号):特開平6-209304
出願日: 1993年01月09日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【構成】 乗算器11、12は、互いに位相がπ/2ずれた局部発振信号と入力信号と乗算し、ベースバンドのI、Qチャンネルの信号を再生する。逆拡散器15は、PN符号により逆拡散処理を施すると共に、データチャンネルとパイロットチャンネルを分離する。データ復調器16は、データチャンネルを復調してデータを再生する。周波数誤差検出器20は、LPFによりパイロットチャンネルから高域の雑音成分を除去すると共に、複素数乗算を行って周波数誤差を検出する。この周波数誤差によりVCO13が制御される。そして、電源投入後の所定時間はLPFの通過帯域を広げ、それ以降は通過帯域を狭くする。【効果】 周波数誤差が大きいときにも周波数誤差の検出ができると共に、周波数誤差が小さいときには、周波数誤差の検出を高い精度で行うことができ、データ復調器の性能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
通信データが入っているデータチャンネルと、固定値のデータが入っているパイロットチャンネルとを受信する符号分割多元接続受信機において、受信データに対し送信側と同一の疑似雑音符号により逆拡散処理を施す逆拡散処理手段と、該逆拡散処理手段の出力から高域の雑音成分を除去するフィルタ手段と、該フィルタ手段からの信号を一定時間遅延した信号と該フィルタ手段からの現在の信号とを複素数乗算する乗算手段とを有し、周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段とを備え、上記周波数誤差検出手段で検出される周波数誤差が大きくなる可能性が高いときには上記フィルタ手段の通過帯域を広げるようになし、周波数誤差が小さいときには上記フィルタ手段の通過帯域を狭くするようになすことを特徴とする符号分割多元接続受信機。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-126034
  • 特開平2-228142
  • 特開平4-042641
全件表示

前のページに戻る