特許
J-GLOBAL ID:200903075058831781

冷凍空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305545
公開番号(公開出願番号):特開平11-142002
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 利用側熱交換器から還流する冷凍機油を複数の熱源機それぞれの圧縮機に均等に配分する冷凍空気調和装置を得る。【解決手段】 主熱源機1と従熱源機101を組合わせて大容量の熱源手段を形成する。この熱源手段により冷媒回路を構成した冷凍空気調和装置の液側合流部14、ガス側合流部15における各熱源機への返油量の偏向を考慮し、各熱源機の運転が所定時間継続した段階で均油運転要否判定手段202の動作により均油運転を行う。そして、利用側熱交換器12から戻る冷凍機油を適正な頻度の均油運転により、主熱源機1及び従熱源機101に均等に配分する。これによって、冷凍空気調和の快適性や、冷凍空気調和の性能の低下を伴うことなく、主圧縮機2、従圧縮機102の動作信頼性を向上する。
請求項(抜粋):
出力制御可能な主圧縮機、主油分離器、主熱交換器及び主油溜部を有する主熱源機と、従圧縮機、従油分離器、従熱交換器及び従油溜部を有する従熱源機と、上記主熱源機及び従熱源機に接続された利用側熱交換器と、上記主熱源機及び利用側熱交換器を接続した管路と上記従熱源機及び利用側熱交換器を接続した管路とを接続する液側合流部と、上記主熱源機及び利用側熱交換器を接続した管路と上記従熱源機及び利用側熱交換器を接続した管路とを接続するガス側合流部と、上記主油溜部及び従油溜部が油溜管路によって連結され、上記油溜管路の上記主油溜部側開口部は上記主油溜部内の液量が第一所定量以下になったときに上記主油溜部内の液と接しない位置に配置され、上記油溜管路の上記従油溜部側開口部は上記従油溜部内の液量が第二所定量以下になったときに上記従油溜部内の液と接しない位置に配置された均油回路と、上記主圧縮機及び従圧縮機の圧縮機運転時間計時手段と、この圧縮機運転時間計時手段による上記主圧縮機及び従圧縮機の運転時間を下式における時間TOと比較して均油運転要否を判定する均油運転要否判定手段とを備えた冷凍空気調和装置。【数1】ここに χ:油溜部内油量ρ:油密度R5:油溜部から圧縮機への返油量R3:油分離器から油溜部への返油量

前のページに戻る